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医学部生に聞く! 高1・2生がやるべきこと 高1・2生で身につけたい理科
理科科目の選び方と勉強のポイント

T.Y さん
熊本大学
福岡県出身
2019年度 河合塾 福岡校 在籍 大学受験科

私が受験で使った理科科目は化学、物理です。今回は化学、物理についてお話しします。

理科2科目の選び方について

理科の受験科目は生物・化学型の人と、物理・化学型の人に分かれると思いますが、私は生物に相当自信がない限りは、物理・化学型にすることをお勧めします。理由は以下の2つがあります。

1つ目は、志望できる大学数の問題です。少数ではありますが、2次試験において物理を必須としている大学があります。出願大学を決める際に、選択の幅を絞ってしまうことはあまりお勧めしません。

2つ目は、科目の仕上げやすさの問題です。計算やその結果が合えば満点がもらえる物理と比較して、生物は記述が多いため不利に働くことが多いと思います。高得点を狙うのは大変だと思います。
私自身、高校1年生の段階では物理基礎より生物基礎が得意でしたが、2年生時には物理選択にしました。あまり得意でなかった物理にもたつくこともありましたが、根本的な理解をすることで、模試でも安定して高得点を叩き出せるようになりました。

ただし、他大学の面接では「医学部に進学するのに、なぜ生物ではなく物理を選択したのか」といった質問がされたという話も聞きます。そのため、物理を選択した理由を聞かれたときに、答えられるようにしておく必要があると思います。

理科の勉強で意識するとよいポイント

高校1、2年生のうちに行われる多くの模試は国数英の3教科で行われるため、なかなか理科の知識の定着を測りにくく、モチベーションも出にくいと思います。高校1、2年生で学習している内容が、3年生に上がる段階でどれだけ定着していたかが、入試における理科の点数や、医学部に現役で合格した人の割合と比例していたように感じます。

化学

化学は、molなどの基本的な概念の理解や、授業内容の理解がいまいちでしたので、自分で参考書を購入して基本事項の勉強(復習)をしていました。週に5時間程度は化学の復習に割いていた記憶があります。
入試直前に無機化学や有機化学の内容を詰め込みで覚えても、入試は付け焼き刃では太刀打ちできないことが多いです。数学・英語との兼ね合いも見ながら、早い時期から教科書の太字やその定義、化学反応式を頭に叩き込んでおくとよいと思います。

物理

私自身は特に復習をしていませんでしたが、やっておくべきだったと思います。自分では物理を理解できている方だと思っていたのですが、定義をはじめとした本質部分の理解ができていなかったために、高校3年生の段階では入試問題に手も足も出ませんでした。

志望校によっては、物理が記述式で、途中計算式などの記述を求められる場合があります。そのため、高校1、2年生のうちから、公式名とその内容をしっかり覚えておくとよいと思います。

高校の進度が遅い場合どうするか

自分の志望校の問題や得点戦略によると思いますが、学校のカリキュラムと、志望校の出題傾向、自分の得点戦略を考えてみたときに、先取りしていた方が良さそうな場合は先取りしていても構わないと思います。
ただし、先取りを優先しすぎて、今までに習った内容の復習がおろそかにならないようには心がけてください。私自身、先取りを優先するあまり復習がおろそかになってしまい、学校での既習範囲の得点率が低くなってしまうという、本末転倒なことが生じました。

高校1、2年生の段階で志望校が確定している人は少ないかもしれませんが、その場合は興味のある大学の入試問題を見てみるよいと思います。

最後に

高校1、2年生のころは部活優先で、理科の定期テスト勉強が直前の詰め込み型になっている人や、表面上の理解しかできていない人が多いかもしれません。しかし、高校3年生になってから基礎力が不足していたと困ることがないように、表面上の計算式だけを覚えるのではなくて、本質を理解した勉強を心がけましょう。

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