医学部生に聞く! 高1・2生がやるべきこと
高1・2生で身につけたい英語・数学
高3で順調に学習するための勉強法
- T. Y さん
- 熊本大学
福岡県出身
2019年度 河合塾 福岡校 在籍
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“医学部現役合格”へと導く河合塾のコース
高1、高2の段階から「医学部受験」を意識して勉強するときには、次の3つのことを心がけておくと、高3に入ってからも順調に学習を行えると思います。
勉強法について
1つ目は、「高校の定期テストで高得点を取ることだけをゴールにした勉強をしない」ことです。
十分理解していないままに、公式や解答をただ暗記して定期テストに臨んでもそれなりに点数は取れますし、部活動と勉強の両立を考えてこういった勉強を行う人も多いかもしれません。
しかし、このような勉強ではその定期テストで得点できたとしても覚えたことが抜けていくのも早く、大学受験を見据えた勉強としては一番行うべきではない勉強法だと思います。
定期テストで高得点を叩き出すことを目標とするあまり、本質を見失った勉強を行うぐらいなら、定期テストの点数が少し悪くなったとしても、基本事項をしっかりと理解した勉強を行っていくのがよいと思います。学校の定期テストは自分の苦手を分析するための1つのアイテムだととらえる考え方もあります。
また、学習内容の復習は適宜行うようにして、高3に上がる以前の学習内容でつまづくことがないようにしておくとよいです。
数学について
2つ目は数学の話になりますが、「基本的なところでケアレスミスをしないための勉強をする」ことです。
具体的には、定期テストや今までにやってきた模試を振り返ってみて、自分がどういったところで計算ミスをしやすいのかを分析しておくことです。
ケアレスミスによって、思考プロセスはあっていて答案もびっしり書いているのに、ほとんど白紙答案の人と点数が変わらないというようなことがないように気をつけましょう。私は、浪人時代はケアレスミスノートを作成し、自分がどういったところでケアレスミスをしやすいのかを分析し、その対策を行っていました。
英語について
3つ目は、「英語に真剣に向き合っておく」ことです。
医学部の場合は、医学部専用問題が課してある大学や、他学部と共通の問題であっても採点基準を厳しくしている大学が多いと思います。高3になってから、リーディングとスピーキングを本格的に始めても、他の科目との兼ね合いを考えると時間的に非常に厳しいです。1日1題、1週間に1題でも構わないので学校での教材とは別に問題集に取り組んで、目や耳を英語に慣らしておくことが大切です。高3の時間を極力理系科目に回すためにも、英語は低学年のうちからしっかりと取り組んでおくとよいです。頑張ってください。
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