医学部生に聞く! 高1・2生がやるべきこと
高1・2生で身につけたい英語・数学
早めに受験を意識し課題を決める
- C. A さん
- 東北大学
宮城県 仙台第二高校 出身
2015年度 河合塾 仙台校 在籍
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“医学部現役合格”へと導く河合塾のコース
今回は、私が高1・2年生のときにやっていた英語と数学の勉強法についてご紹介します。
毎日コツコツと勉強
英語や数学は成果が出るまでに時間がかかりますが、地道に勉強を続けることで後から結果がついてくる教科です。ですので、高校1・2年生の頃から受験を意識した勉強を始めておくとよいと思います。私は、平日は各教科1.5~2時間ほど勉強時間を確保していました。
英語の勉強法
まずは英語についてです。1年生のうちに英単語を完成させ、英語長文を読む習慣をつけるとよいと思います。私は、休み時間などの隙間時間を使って赤シート付きの英単語帳をこなし、半年ほどでほとんどの英単語を覚えました。
夏頃からは英語長文のドリルを購入し、1週間で5つの英語長文問題をこなす習慣をつけました。結果として、英単語を知っているから長文が読め、読み慣れているから習慣として読むことが苦ではないという良い流れを作ることができました。
2年生からは文法書の暗記も始め、秋頃にセンター試験の英語で8~9割取れるようになっていると順調に本格的な受験勉強に突入できます。
数学の勉強法
続いて数学についてです。数学に関して特にポリシーにしていたのは、学校の課題は学校にいる間にやってしまうということです。そうすることで参考書や塾の教材を解く時間を確保し、自分に必要だと思う課題に重点的に取り組みました。
初めのうちは基礎固めと、そのために大量の問題をこなすことが得策だと思います。そこで活躍するのが『Focus Gold』(啓林館)や『チャート式』(数研出版)などの学校指定教材です。
例題、練習問題、応用問題、発展問題など、とにかく問題が盛りだくさんです。良問が揃うと謳われる参考書を無理に買って質にこだわるよりも、量産型の学習の方が高校1・2年生のうちはよいと思います。ここで基礎、問題パターン、解くスピードを身につけられるとよいでしょう。
部活が忙しい人が最低限やるべきこと
部活動が忙しくて勉強時間が確保できない方は、最低限、高校の課題(授業、宿題、教科書の問題)はしっかりやって、定期試験で点数を取れるようにしましょう。
しかし、勉強の途中でもっと深堀りしてみたい内容や、暗記してしまえば解ける問題だけどちゃんと理解したい事項が出てくると思います。それらをしっかりノートなどにまとめておき、部活動の試合や大会がひと段落したときに、手薄になっていた範囲とともに掘り起こして、しっかりフォローするようにすると良いと思います。
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