どう解く? 時間配分
センター試験
得点率を上げる時間配分の見つけ方
- A. N さん
- 大阪大学
奈良県 奈良学園登美ヶ丘高校 出身
2017年度 河合塾 大阪校医進館 在籍
- 大学受験科(高卒生対象)
- 高卒生を“医学部合格”へと導く河合塾のコース
総合戦略
- 目標点 850点/900点(目標点の内訳:国語 160点、英語 200点、数学IA 100点、数学IIB 100点、物理 100点、
化学 100点、地歴公民 90点)
医学部志望ということで、センター試験では英語、数学、理科では満点を取りたいと思っていました。各科目で9割ずつ取ることができれば、全体でも9割に達するのですが、私はセンター国語が苦手だったため、その分を得意科目で稼ぎたい気持ちがあったからです。
地歴公民に関しては、私は地理選択で、なかなか満点を取るのは難しいとマーク模試で感じていました。しかし、過去問演習で85点は安定して取ることができるようになったので、本番ではあと一つか二つミスを減らして(地理は2、3点/問)9割取りたいと思っていました。
結果として、英語、数学、理科は満点に近い点数を取ることができ、地理も9割を取れたので、戦略としては成功だったと感じています。
センター国語
タイムスケジュール

- ※試験時間・出題内容は受験時のものです。
ポイント
センター国語では評論文と小説が苦手だったので、マーク模試や過去問演習のときに、下記の4パターンの中で、どの解き方が一番点数が取れるのか、時間が足りなくなるというリスクを避けることができるのか、ということを何度も試しました。
(1) 前半の2問に時間を割いてじっくり考え、後半の古文・漢文はさっと終わらせる (2) (1)の前半と後半を入れ替える (3) 後半の2問に時間を割いてじっくり考え、前半の評論,小説はわかる範囲でさっと終わらせてしまう (4) (3)の前半と後半を入れ替える
その結果、苦手な分野はやはり時間をかけて解いた方が得点率が高くなる、そして苦手な分野を後半に残してしまうと焦ってしまい、解ける問題も解けなくなってしまうと感じたため、(1)のパターンが私には合っていると思いました。
ただ本番は、結局評論文に時間をかけすぎてしまい、最後の漢文で時間が足りなくなってしまいました。わからない問題1問にこだわるより、最後まで解き切る練習をもっとしておけば良かったと思いました。
センター英語
タイムスケジュール

- ※試験時間・出題内容は受験時のものです。
ポイント
センター英語は長文パートの配点が大きく、長文では1問もミスをしたくないという気持ちがあったので、最初に長文の大問4、5、6を解くようにしました。
大問1、2、3(文法問題)は、問題を見た瞬間に答えがわかるようになるまで、文法のテキストを何度も解き直していたので、本番では特に時間に追われることなく解き終えることができました。(文法問題は、各大問毎には時間は意識していませんでした。)
センター数学
タイムスケジュール(数学IA)

- ※試験時間・出題内容は受験時のものです。
ポイント
センター数学IAは苦手で、過去問演習のときには時間内に解き終えることすらできませんでした。これはまずいと思い、何度も過去問や予想問題集の練習を繰り返し、最終的に見直しの時間を作れるくらい早く解けるようになりました。
また私は確率が大の苦手だったので、選択問題の大問3(確率)は最初から解かないと決めていました。
タイムスケジュール(数学IIB)

- ※試験時間・出題内容は受験時のものです。
ポイント
センター数学IIBは大問1、2の問題数が多く、大問3、4の問題数が少ないという印象でしたので、大問1、2から解き、たとえ最後まで解ききれなくても次の問題に進み、最後にまた戻って解く作戦にしました。
マークシートの確認
ポイント
どの科目でも必ず大問ごとにマークミスをしていないかの確認をするようにしていました。特にマークミスの起こりやすい数学は念入りに確認しました。
私の場合は数学IAで大問3は解かずに大問4を解くため、大問4の答えを大問3の欄に書いてしまい途中でミスに気づくという経験を何度もしていたので、そのミスをしていないかどうかを重点的に確認しました。
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