どう解く? 時間配分
私立大学入試
特殊な試験方式での時間配分
- M. M さん
- 福島県立医科大学
千葉県 芝浦工業大学柏高校 出身
2014年度 河合塾 麹町校 在籍
- 大学受験科(高卒生対象)
- 高卒生を“医学部合格”へと導く河合塾のコース
今回は、私が昭和大学の試験を受けたときの時間配分についてご紹介します。
英語・数学
タイムスケジュール

- ※試験時間・出題内容は受験時のものです。
ポイント
英語
昭和大学は、英語と数学が140分の同じ試験時間内にある特殊な試験方式でした。
英語は苦手でしたが、できるだけ早く終わらせてから数学を解きたいと思い、英語から解きました。英語は50分では終わらせたいと思っていたので、その時間を基準に解いていきました。
英語の中でも特に文法が苦手だったため、文法はさっと終わらせて長文に30分ほどの時間を充てるように時間を割り振りました。
長文問題は記号ばかりで記述問題はあまりないため、1問記号で間違えただけでも命とりだという思いで解きました。
私は、問題用紙にも解答用紙にも自分の解答を書いていたので、すべての問題を解き終えてから、問題用紙と解答用紙の解答にずれがないかをチェックしました。
数学まで終わり、見直し時間ができた場合は、さっと解いていた文法でミスがないかなどを確認してから長文の確認をしました。
数学
数学は得意で得点源でしたので、確実にできるだけ時間を使って解きたいと思い、英語を解いた後に数学を解きました。
英語を50分で解いても数学の時間は90分くらいしかないため、できるだけ速く正確に解くことを意識していました。
解く順番は基本的には大問1から順に解いていました。30秒ほど考えても解法が思い浮かばない問題は後回しにし、次々と解ける問題から解くようにしていました。
時間的にあまり余裕がないので、後で計算ミスなどの見直しをしなくて済むように、解くときにいつも計算は二回やっていました。
一通り大問4まで解き終えたら、できなかった問題に取りかかりました。もし、そこで全部解けたという自信があれば、英語の見直しに取り掛かろうと思っていました。解けない問題がある場合は、その問題が解けるまで解こうと思っていました。
理科
タイムスケジュール

- ※試験時間・出題内容は受験時のものです。
ポイント
理科は物理・化学ともに得意科目でしたが、化学の方が得意だったことと、物理ほど考えずに解ける問題が多かったので化学から解き始めました。
化学は60分ほどで終わらせ、残りの80分を物理に充てました。理科は時間に余裕があるので、すべて解き終えたら自信のない問題を中心に見直しをしました。
理科も数学と同じように、少し考えてわからなかったら飛ばして、残った時間でわからなかった問題を解きました。
理科は最後の試験科目のため、英語・数学ができずに落ち込んでいる人もいると思いますが、知識問題でなければ数学以上に考えて解答を導ける問題が多いと思います。諦めずに今までやってきた知識を掘り返して、満点を取る気持ちで臨んでください。
逆に英語・数学で感触が良くても理科で手を抜くと簡単に差をひっくり返されてしまうので、最期まで集中して臨んでください。
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