夏休み攻略大作戦!−夏休みの過ごし方− 目標、生活リズムと模試成績活用
夏休みを効率的に過ごすためには、事前の学習計画が必要です。そこで、医学部生が「学習計画の立て方」や「夏休みの過ごし方」を紹介します。
- T. H さん
- 九州大学
福岡県 福岡大学附属大濠高校 出身
2016年度 河合塾 福岡校 在籍
夏休みの過ごし方
私は、夏に入る前に二つの目標を立てました。一つ目は、基礎シリーズ(1学期)で学習した内容を完璧にすること。二つ目は、二次力に磨きをかけることです。8~9月に行われる第2回全統マーク模試と第2回全統記述模試 を目標に、各科目ごとに目標を立て、対策は科目によって変えました。
私の失敗談
私は現役のときは、それまでの復習を終えていないのに多くの問題集や参考書に手を出してしまい、うまくいきませんでした。そうならないためにも、まずは基礎シリーズ(1学期)で勉強したことをしっかり復習することにしました。
一度で完璧にならなければ、5周、6周と同じ問題を解いても構わないので、とにかく完璧にすることです。基本的な内容ができていなければ、完成シリーズ(2学期)以降の学習で力がついてきません。くじけそうになることもあるがもしれませんが、頑張って仕上げていきましょう。
夏期講習の活用
得意分野をさらに伸ばしたい人や、苦手分野・科目をなくしたい人は、夏期講習を利用するとよいと思います。夏期講習は基本的に一つの講義につき90分×5コマなので、授業だけで450分の勉強時間を確保することができますし、ポイントをしっかり押さえることができます。
私は地理に普段あまり時間を割いておらず、また点数も伸びていなかったので、夏での挽回を目標に地理の講座を多く受講しました。医学部受験ではセンター試験を侮ってはいけません。
また二次試験対策では、夏は特に数学に力を注ぎました。九州大学では数学の配点が非常に高いうえ、点数差が開きやすいこともあり、『九大医進数学』と『数III微積演習[発展]
』を受講してしっかりと対策をしました。
苦手科目の勉強は自分だけで行うのは難しいですし、時間もかかると思いますので、夏期講習を利用して効果的にポイントをしっかり押さえることをおすすめします。
生活面で気をつけること
生活面でのアドバイスは、とにかく規則正しい生活を送ることです。夏休みの間は自由に時間を使えるようになります。それは裏返すと、もし時間管理を怠れば生活のリズムが崩れ、学習時間を確保できなくなるということです。2学期以降も継続的に学習リズムを保つためにも、夏の間は自己管理をしっかりしましょう。
夏期講習で受講した講座一覧
【英語】
【数学】
【理科】
【センター試験対策】
- センター試験対策現代文
- センター試験対策地理B
- 地理重要テーマ対策(地形図)
- 地理重要テーマ対策(気候)
※2022年度夏期講習には共通テスト講座があります。
夏休みの学習計画
計画を立てるときのポイント
計画を立てるうえで重要なことは、今現在の実力をしっかりと把握したうえで計画を立てることです。このとき参考になるのは模試の成績です。そこには、自分の実力を分析したデータが書いてありますので、どの科目に時間をかけて何をすればよいかがわかると思います。
そして、私の場合は毎日の学習内容を細かく決めたような計画だと、一度計画がうまくいかないだけでその後の計画も崩れてしまうので、毎日の生活リズムと1週間ごとの大まかな学習内容の計画を立てることにしました。そうすることで、1日単位で終わらない場合でも、臨機応変に対応することができます。
学習計画表
授業・講習
模試

- ※タームとは、河合塾における講座の設置期間を意味します。基本的に5日間で1タームとなります。
- ※夏期講習の日程は、2016年度のものです。
1日のスケジュール
授業
自習

- ※授業名は、今年度のものと異なる場合があります。
- 大学受験科(高卒生対象)
- 高卒生を“医学部合格”へと導く河合塾のコース
- 河合塾の夏期講習(高校生・高卒生対象)
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