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私の医学部受験レポート(国公立大学) 受験当日の過ごし方
おすすめの受験当日の持ち物

A. N さん
大阪大学
奈良県 奈良学園登美ヶ丘高校 出身
2017年度 河合塾 大阪校医進館 在籍 大学受験科

二次試験 1日目

二次試験1日目のスケジュール

  • 1日目のスケジュール試験
  • 1日目のスケジュール自習
1日目のスケジュール

会場に着くまで

二次試験当日は受験校がそれほど家から遠くなかったので、前日入りなどはせずに当日の朝に電車で行きました。大阪大学へは河合塾からの見学で行ったことがあったので、特に試験直前に下見はしませんでしたが、自分で行ったことのない大学を受験する方は下見をしておくべきだと思います。最寄駅からキャンパスまでが遠い大学の場合など、当日道に迷ってしまい、動揺してしまうかもしれないからです。

移動中は音楽を聴きながら、いつも模試の前に見ている慣れ親しんだ化学の自作の間違いノートを見て過ごし、試験会場には開場時間より少し早く着くように行きました。

会場に着いてから試験終了まで

試験会場に着いてからは、まずお手洗いの場所を探しました。女性は特に、集合時間直前になるとお手洗いが混む恐れがあるので、少し早めに済ましておくのが良いと思います。

また、自分は周りの人の会話が聞こえると不安になるタイプだということを数々の模試を受けた経験から分かっていたので、イヤホンを耳栓がわりに付けて最後の総復習をしました。最後に知らないことが書かれているのを見てしまうと不安になると思うので、何百回と見てきた単語集や間違いノートなどを見ることをおすすめします。

試験中は、1科目目の数学で明らかに目標点に届いていないと感じ、昼休みに落ち込みすぎたせいで英作文の復習が全く手につきませんでした。“終わった科目のことは気にしないで、次の科目に集中する”というのは口で言うのは簡単だけど、難しいことなんだと初めて実感しました。このようなときは無理に勉強しようとせずに、今までの自分の勉強を信じて思い切って音楽を聞いたり、目を閉じて落ち着いたりすると良いと思います。

私の場合は好きなチョコを食べ、1年間お世話になった講師に見ていただいた数々の添削ノートや、チューターさんからのメッセージを読んだりして、なんとか気持ちを持ち直すことができました。

試験終了後

試験が終わり、家に帰ってからのことは正直よく覚えていません。家に帰ってからは数学ができなかったということを思い出しては号泣し、気持ちを切り替えようと好きな音楽を聴いて、というのを繰り返していた気がします。

今でもその音楽を聞くと、あのとき感じた絶望感を思い出します。ですが、今こうやって大阪大学医学部に通っています。合否は周りの受験生との比較で決まるということを忘れずに、1人で勝手に落ち込まずに、次の日の面接に向けて準備をするべきだったと思います。

二次試験1日目のアドバイス

教室の寒暖差に合わせて服を着替えられるように、少し薄手の服に上着を着ていくなど、服を工夫して行くと良いと思います。開場時間よりも早く行く予定の方は外で待つことになると思うので、手がかじかまないように手袋を持って行くのもおすすめです。

また、気持ちを切り替えるのに使えるもの(お菓子、音楽プレーヤー、メッセージカードなど)を少し持っていきましょう。受験本番は、予想以上に精神的に弱った状態になってしまいます。そのようなときに、自分の安心グッズがあれば落ち着くことができると思います。

そして、一番大切なのはあきらめない心を忘れないことです。試験時間の最後に自分の計算ミスに気づくこともありますし、ずっと思いつかなかった解法が思いつくこともあります。また、どれだけ1科目目でミスってしまったと思っても、最後の科目まであきらめなければ何とかなるかもしれないということも、身をもって学びました。

二次試験 2日目

二次試験2日目のスケジュール

  • 1日目のスケジュール試験
  • 1日目のスケジュール自習
受験スケジュール計画表

会場に着いてから試験終了まで

2日目も開場時間の少し前に着くように行きました。教室は1日目とは違いましたが、建物自体は同じだったので特に迷うことなく行くことができました。教室に入ると、教室の後ろから受験番号順に並んで座りました。特に志望動機を書く用紙などはありませんでした。時間になると受験番号が若い人から順に呼ばれて別室に行きました。

面接会場となる教室がいくつかあり、私はその教室ではトップバッターだったので待ち時間なしで面接を受けることになりました。受験番号が後の方の受験生は何時間か待ったという話も聞いたので、待っている間に読める面接対策の本などを持って行くとよいと思います。

いきなり面接となると緊張するという人は少し遅めに出願する、私のように待っていると余計に緊張してしまうという人や、待つのが嫌だという人はできるだけ早く出願すると良いと思います。

面接終了後はすぐに帰ることができたので、実質10分ほどで面接は終了しました。特に変わった質問をされることもなく、穏やかな雰囲気のまま終了したのでホッとしました。他の大学を受験した際には、自分の面接が終わった後、全員が終わるまで待たなければならなかったということもあったので、自分が受験する大学の面接形態を調べておき、当日の持ち物を決めたら良いと思います。

試験終了後

試験終了後はホッと一息ついて母親とお昼ご飯を食べた後、まだ私立大学の面接が残っていたので家に帰って面接対策と宿泊の準備をしました。

二次試験2日目のアドバイス

2日目は面接のみか、面接と小論文の大学が多いと思います。開場時間から面接開始の時間までには時間があると思いますので、自分の志望動機を書いた紙や面接対策の本を持っていくと良いと思います。

私が受験した大学の場合は、医学部の面接としてはよくある質問ばかりで、ちゃんとコミュニケーションが取れるかどうかを見られているような気がしました。その中でも私が苦労した質問は、「最近のニュースで気になったものはありますか?」というものでした。

大阪大学に関係する医療記事を一つ知っていたので、そのことに関して答えると「難しいこと言うなぁ、もっと身近なことでいいよ」と言われました。受験直前はテレビを見ていなかったこともあり、むしろ普通のニュースが思いつかず、何を答えようかと焦ってしまいました。医学部受験生として、医療関連の事柄に興味を持つことはとても良いことだと思いますが、他の分野のニュースについても少しアンテナを張っておくと良いかもしれません。

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