私の医学部受験レポート(国公立大学)
受験当日の過ごし方
試験直前までの確認で差がつく
- T. I さん
- 名古屋大学
愛知県立時習館高校 出身
2017年度 河合塾 千種校 在籍
- 大学受験科(高卒生対象)
- 高卒生を“医学部合格”へと導く河合塾のコース
二次試験 1日目
二次試験 1日目のスケジュール
試験
自習

会場に着くまで
受験前日には、名古屋市内のホテルに宿泊しました。宿泊することで移動の時間が節約できるので、愛知県内の受験生の皆さんも宿泊は考えてよいと思います。
宿泊先にも河合塾の授業のテキストを持参して、主に国語や化学の復習を行っていました。受験前日は緊張しましたが、ひたすらに知識を詰め込んでいくことで、自分を落ち着かせることができました。
大学までの移動ルートは、夏休みの段階で調べて実際に使ってみて分かっていたので、前日の下見は行いませんでした。当日は地下鉄で移動しましたが、電車の遅延など特に困ったことはありませんでした。
会場に着いてから試験中・試験の合間
会場に着いてからも、前日の宿泊先で復習したように、時間の許す限りテキストとノートを見直し続けました。受験会場の暖房についても特に問題はありませんでしたが、念のために貼るカイロをいくつか持参しました。
試験中は、英語に関しては和文英訳の大問が自由英作文にまるごと変わっていたり、物理も大問の順番が変わっていたりと、驚く場面がいくつかありましたが、全体として想像していた難易度よりも平易であったため、動揺することなく、いつも通りの感覚で解き進めていくことができました。
試験終了後
試験終了後は、特に答え合わせをすることもなく、宿泊先に戻りました。模試のときとは違って、本番のプレッシャーがあり疲れました。夜は宿泊先で数学のテキストや国語のテキストを見直しました。また、解答速報については、2日目の試験が終わってから見ることに決めていました。
1日目のアドバイス
試験会場
私の会場では暖房やトイレの混雑などはそれほど気になりませんでした。会場によって状況は違うかもしれませんので、時間的に余裕をもって行動し、カイロなどを持参しておくことをオススメします。
緊張したとき
1日目は試験がいよいよ始まる、ということもあって最も緊張すると思います。ある程度緊張してしまうのは仕方ないことで、これを下手にごまかそうとしても上手くいかないと思います。今まで頑張ってきた自分を信じて、試験開始ギリギリまで知識の確認を行うことが最善の対策だと思います。
物理で失点したとき
名大の物理は非常に難しい問題セットのときもあり、多く失点してしまって精神的に動揺してしまうケースもあるかと思いますが、あくまでも周りと比べてどのぐらい差をつけられているかが合否には影響するので、終わってしまった試験のことはまったく気にせずに、2日目の試験で差をつけられるように知識の補充を行うことがよいと思います。
二次試験 2日目
二次試験 2日目のスケジュール
試験
自習

会場に着いてから試験中・試験の合間
2日目も、同じ会場で同じ座席での試験であったこともあって、1日目ほど緊張はしませんでした。ただし、試験に対する準備は直前まで怠りませんでした。試験時間以外の待機時間では、ひたすら数学と国語の知識の確認をしていました。
数学も国語も、河合塾で対策してきた通りに解き進めていくことができました。僕の年は数学でテキストの内容から類似したものがいくらか出ていたので、安堵しながら解き進めていました。
昼食については1日目も2日目も軽めにしていました。軽めにした方が、食事にかかる時間も減って対策の時間に充てられますし、食べ過ぎによって肝心の試験時間中に眠くなってしまうことなどを防ぐことができます。
試験終了後
試験が終了したときには、ようやく終わったという実感がこみあげてきて嬉しかったです。試験が終わった後に、河合塾が発表していた解答速報をネットで見ました。1日目の英語や理科で概ね正答が導き出せていたので、ここでも安心しました。解答速報は一通り試験を終えてから見たほうが、試験に対する心理的な直接的影響をなくせるのでおススメです。
2日目のアドバイス
直前まで対策を進める
もし、1日目の試験で失敗してしまった場合は思いつめずに無心で対策を進めていく、上手くいったなと思った場合は今一度気持ちを引き締めて「絶対に合格してやるんだ」という気持ちを持って対策を進めていくのがよいと思います。
とにかく試験2日目は立ち止まることはせず、愚直に対策を進めていくのみです。死に物狂いで知識の確認を進めていけば、直前に復習した知識が試験に登場することがあり得ます。このメリットは試験が始まる直前まで対策をし続けた受験生のみが享受できるものだと思っています。
数学は難しい問題にこだわりすぎない
名大の数学でも難しい問題が出題されることが多いです。その際には、解けない問題にこだわりすぎることはせず、計算ミスをしていないかを確認したり、記述が適切かを今一度確認したりするなど、総合的に得点を上げていけるような、時間を無駄にしないような立ち回りを普段から身につけていけるとよいと思います。安定した実力を積み上げていきましょう。
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