医学部合格者の過去問活用法
センター試験対策
科目によって対策を変えよう
- M. M さん
- 福島県立医科大学
千葉県 芝浦工業大学柏高校 出身
2014年度 河合塾 麹町校 在籍
- 大学受験科(高卒生対象)
- 高卒生を“医学部合格”へと導く河合塾のコース
古文・漢文は基礎ができてから
センター試験の過去問は、科目によって解き方や解き始める時期は様々です。
私が1番早い時期から手をつけたのは国語です。国語は苦手でしたので、夏休みが明けてからは毎週1,2年分、古い順から解いていました。
ただし、古文と漢文は単語や文法の基礎ができていないと解いてもあまり意味がないので、早急にこれらを終わらせてから解くようにしましょう。
12月に入ってからは、毎日1年分を解いていました。おそらくこのやり方だと、12月の途中にはすべての過去問を解き終えてしまうと思います。その場合は、もう1冊過去問を買って解いてみましょう。
2周目はセンター試験の日から逆算して、何年分の問題が解けるのかを計算し、あまり古すぎる問題はやらないようにしていました。ただし、特に苦手だった古文と漢文は古い年度の問題も解くようにしていました。
地理は予備校の問題集も活用
次に地理ですが、地理は得意でしたので満点に近い点数を目標としていました。あまり古いとデータが異なってしまうので、10年分程度を1周やりました。
10年分では少ないと感じる人もいるかもしれません。そのような方は過去問を解いたうえで、予備校から出ている問題集もやるとよいと思います。予備校の問題集は知識重視のものや、考えさせる問題重視のものなど、それぞれ特徴があります。
私がセンター試験に一番役立ったと思う問題集は河合出版のものなので、河合出版の問題集をおすすめします。
英語は数年分解いてみる
英語は二次試験でも使うため、センター試験の文章であればある程度は読めると思います。それでも長文で間違えてしまうことはあると思いますので、数年分は解くようにしましょう。
文法と発音はセンター試験でしか出ない人もいると思いますので、苦手ならばその部分だけさかのぼって解くのもよいと思います。
数学は時間を意識して
最後に理系科目ですが、これらも二次試験で使いますので、満点を目指している人は多いと思います。しかし、センター試験で満点をとるには過去問などでしっかりと対策をしなければなりません。
理科に関しては10年分もやれば十分だと思います。苦手分野があるのならば、その問題だけをさかのぼって解くようにしましょう。
数学に関しても同じです。 ただし、数学は理科よりも時間が厳しくなることがあると思いますので、少し時間を短くして解く練習をするとよいでしょう。 分野別で解く場合は、一つの大問を10分で解くなど、大問ごとに時間制限を設けていました。
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