医学部合格者の過去問活用法
国公立大学対策
過去問活用と基本事項の振り返り
- T. Y さん
- 熊本大学
福岡県出身
2019年度 河合塾 福岡校 在籍
- 大学受験科(高卒生対象)
- 高卒生を“第一志望大学合格”へと導く河合塾のコース
出願時に複数の大学の過去問を検討
現役時は高3の夏頃から志望校の過去問で不得意分野を少しずつ解いていました。しかし、二次試験対策を重視するあまりセンター試験対策が疎かになってしまい、センター試験で失敗して志望大学を受けることができなかったため、浪人時はセンター試験後から解き始めました(2020年度入試を受験)。
「この1年で合格をつかみ取りたい」という思いが強かったので、受験を考えていた複数の大学の過去問を、実際の制限時間内で解いてみて、解いた感触と過去問の自己採点の結果を考慮して、合格可能性が高そうな大学に出願しました。
よく、「〇〇大ではこういう出題傾向がある」といった話を聞くかもしれませんが、参考程度に留めておく方が無難だと思います。出題傾向が変わる場合もありますから、あまり出題傾向にこだわり過ぎずに、幅広く対策を行っていく方がよいと思います。
3年分ほど過去問を眺める
現役時からさまざまな大学の過去問に取り組んでいたため、浪人時は出願大学を決めるために解いた1年分を除いては、特に過去問を解くことはしていません。
ただし、問題に対して適切なアプローチが行えるのか、どのような問題が出題されていて、どのような時間配分にすべきかを確認するために、3年分ほど過去問を眺めることは行いました。
解法が思いついた問題であればその答え合わせを行い、自分の思考過程に抜け漏れがなかったかを確認しました。また、しばらく考えても解法が思いつかない問題があれば、その分野の基本事項の振り返りを行っていました。
直前講習を活用して対策
英語に関しては、自由英作文などの出題傾向が自分の中でつかみにくいところがあったので、河合塾の直前講習で『熊大英語テスト』を受講することで対策を行いました。傾向や対策の仕方が自分で思いつかないのであれば、積極的にその大学に対応した講座をとるとよいと思います。
添削についてですが、『熊大英語テスト』で取り扱った問題に関しては、担当講師に解答の添削を行っていただきました。それ以外の問題は、インターネット上の英語で書かれたニュースに触れる中で、英作文に使えそうなものをピックアップしてそれを暗記する作業に重点を置きたかったので頼みませんでした。
他の教科でもそうですが、自分の知識があまりにも不十分な状態では、講師に何度添削していただいても知識の定着にはつながりにくいように思います。
自分の知識の抜け漏れもチェック
また、過去問だけでは自分の知識の漏れに気づくことが難しいため、春から夏にかけて解いていた基本問題を集めた問題集の解き直しを行いました。過去問をむやみやたらに解いて自己満足を得るのではなく、自分の知識の抜け漏れがどこにあるのかということを意識したうえで取り組むとよいと思います。
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