医学部合格者の過去問活用法
国公立大学対策
時期別で変えた過去問対策
- K. N さん
- 岡山大学
兵庫県 出身
2019年度 河合塾 大阪北キャンパス 東大・京大・医進館 在籍
- 大学受験科(高卒生対象)
- 高卒生を“第一志望大学合格”へと導く河合塾のコース
私が浪人時に過去問に取り組んだ時期は4,5月、夏休み、直前期の主に3つの時期でした(2020年度入試を受験)。
時期別の過去問の取り組み方
4,5月
4,5月の時点では1年分しか過去問を解きませんでしたが、そのときに自分の志望校はどのような出題方式なのかを確認しました。たとえば「数学は大問数が少ないから捨てれないな」、「英語は要約を後に回したほうがいいかも」、などのことです。
また、過去問集の最初に書いてある「傾向と対策」を読んで、1学期(基礎シリーズ)で重点的に取り組むべき分野を確認しました。
夏休み
夏休み中は7月中に2,3年分を解きながら、1学期で自分の学力がどこまで到達したかを測りました。科目によって志望校の合格点に達したかがまちまちだったので、達していない分野や科目を8月に補強しました。
また、センター試験後(※)のことも考えて、第2志望の過去問にも取り組むことも大切だと思います。
※大学入学センター試験は、2021年1月実施より大学入学共通テストになります。
直前期
私はセンタ―試験の点数があまり振るわなかったので、志望校を下げなければいけませんでした。そのため、3校ほどの過去問を数年分解いて、問題の傾向や自分との相性を見て、そのうえでカリキュラムなど大学自体の魅力も考慮して出願先を決定しました。その後は、本番までに過去問を5年分ほど解きました。
過去問を解く際に気をつけた2つのこと
私は過去問を解く際に気をつけていたことが、夏休みと直前期で1つずつあります。
夏休み
「過去問は二度と同じ問題が出ないからやりこむ意味はない」と言われることがあります。しかし、「以前出された問題の正答率があまりにも低かったため、少し簡単な類題を数年後に出す」ということはよくあります。難しくて手が出なかった問題は類題を探して解き、復習に時間をかけました。
直前期
直前期は解く時間帯に気をつけていました。本番と同じ試験時間に同じ教科を解き、その間の2時間ほどの休憩で復習や暗記の補強、テキストの復習などをしていました。本番までの1カ月間これを続けたことで、本番で落ち着いて試験に臨むことができました。
過去問が足りなくなったとき
私は志望校、第2志望、出願校ともに過去問が少なかったので、講師に相談しました。その際に、科目ごとに出題形式や傾向が似ている大学を教えてもらい、その都度過去問を借りて解きました。このことにより、多くの演習量をこなすことができました。また、私はインターネットで古い年度の過去問集を見つけたので購入して活用しました。
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