医学部生のおすすめ勉強法
集中法 CASE6
集中力の持続が合格への鍵
大阪大学 A.Nさん
「集中して勉強しよう!」と意気込んだときに限ってなかなか集中出来ない……、こんな経験をしたことはありますか? 私自身も集中力が続かず苦労した経験があります。そこで今回は、集中して勉強を続ける方法についてお話ししたいと思います。
1日の勉強スケジュールを立てよう
短時間で集中する方法として、まず1日の勉強スケジュールを立てることをオススメします。特に問題集を解く際は、何時までにこの問題集の何番まで終わらせたい、そのためには1問当たり何分ぐらいで解かないといけないのか、という計画を立てておくとよいと思います。そうすれば、勉強中は常に時間に意識が向き、自然と集中できると思います。
「あと◯分したら勉強を始めよう」と考えるのは止めよう
逆に、勉強開始の際に、「あと◯分したら勉強を始めよう」と考えるのはあまりオススメしません。私自身、あまり好きではない科目を勉強する際に、あと◯分したら、というのを繰り返して全然勉強できなかったという失敗をしたことがあります。
嫌なものから逃げようとしてしまう気持ちは分かりますが、そのようなときこそ自分で立てたスケジュールを見る、あるいは将来の自分の姿を想像するなどをして、モチベーションをあげてほしいと思います。
メリハリをつけて休憩を取ろう
集中力を長時間持続させるコツはこまめに休憩を取ることです。矛盾しているように感じますが、やはりメリハリをつけることは大事です。私は河合塾の授業が90分単位でしたので、それに合わせて、自習のときも90分勉強しては10分休憩するというサイクルを繰り返していました。休憩の際には(周りの人の迷惑にならない程度で)少し体を動かすとリラックスできてよいと思います。
また、このように勉強時間のサイクルを決めていたおかげで、もし勉強している最中に集中が切れそうになっても、「あと◯分頑張ろう」と自分を鼓舞することができました。
眠いときも思い切って休憩を取ろう
勉強しているときの最大の敵は眠気だと思います。どうしても眠たくなってしまったときには、思い切って休憩を取るのがよいと思います。寝ちゃダメだと眠気を我慢して勉強を続けてしまうとどうしても効率が落ちてしまうからです。
リフレッシュする方法は音楽を聞く、体を動かす(伸びをするでもよし、階段を登り下りしてみるでもよし)、友達と話すなど、それぞれに合った方法を取ってもらえたらよいと思います。
ただし、何時までと時間を必ず決めておくようにしてください。ダラダラと休憩すると勉強を再開するタイミングを見失ってしまい、かえって逆効果になってしまうので気をつけてください。
集中できる「お気に入りの場所」を見つけておこう
ここなら集中できるという「お気に入りの場所」を見つけておくことも大事だと思います。この場所にきたら勉強するんだということを体に覚えさせるのも、集中力持続の一つの方法です。私は河合塾の個別ブース型自習室のある一つの座席がお気に入りの場所でした。いつのまにか、その席を取るために毎朝早起きして塾に通うようになっていました。
お気に入りの場所を見つけることは、集中力の持続だけでなく、勉強時間の確保にも効果がある一石二鳥な方法だと思います。
最後に
長い受験勉強のなかで、集中力をいかに持続させられるかというのは合格への鍵と言っても過言ではないと思います。今回の私からのアドバイスを読んで、自分に合いそうだなと思う部分があればそれを昇華して自分のものにしてもらえれば嬉しいです。これからも頑張ってください。応援しています!
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