医学部生のおすすめ勉強法
時間の使い方 CASE6
スマホを使ったスキマ時間の活用法
名古屋大学 T.Iさん
受験勉強は机に向かっているときだけでなく、隙間時間にもやることができます。今回は、私が行った隙間時間の活用法についてお話ししたいと思います。
通学時間の活用
私は高校生のときは電車で通学していましたが、長いときには乗り換えを含めて片道30分間電車で過ごす必要がありました。通学時間を使って、その日の授業で使う教材などをメインに予習・復習していました。
私が通学時間で一番勉強していた科目は英語です。英語の教材には長文読解のものであれ、単語帳であれ、CD音源が付属しているので、それをスマホに取り込むなどして繰り返し聞いていました。
また、演習の授業で数学や物理の問題が当たっているときは、その解答の発表の準備をする際にも通学時間は大いに役立ちました。理数系の科目を勉強するときは、きちんと机にむかってしたいものではありますが、私は座席に座っている場合に少し大きめのバインダーを使用して答案を作成したりしていました。
隙間時間を暗記に活用
次に、ちょっとした隙間時間や携帯を触っている時間を、暗記の勉強に活用する方法をご紹介します。どちらの方法も膨大な量の知識が要求される大学の定期試験でも活用できると思います。
一つ目は、暗記すべき事柄を短く整理したうえでボイスメモに残し、日々聞き続けることです。自分の声を聞くのが嫌な場合は、テキストを入れると機械音声が喋ってくれるアプリやWebサイトを活用するとよいと思います。
二つ目は、携帯の壁紙に覚えたい事柄を登録することです。こうすることで、覚えたい情報に何回も目を通すことができます。この場合、ただの背景とは違って少し関心を持って注視すべきことに注意が必要です。
部活生の勉強
部活で疲れたときには、基本的には無理せず睡眠をとったり休憩する方がよいと思います。受験は長期戦になりますので、安定した生活リズムを作ることや、疲れたら無理せず適度な休憩を取ることが肝要です。
部活も勉強も両立させようとすると、意識せずに過剰な負荷を掛けてしまうときがあると思います。部活を真剣にやっている人ほど、積極的に休息を取りにいくべきだと思います。
最後に
私が実戦した時間活用法についてご紹介しましたが、生活する環境は人によってさまざまだと思います。そのため、隙間時間の生み出し方も人によって多様なものになると思います。みなさんも勉強時間を更に確保していく方法を考えてみてください。
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