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医学部合格者の面接・小論文対策 小論文対策
私立大医学部の小論文対策

H. K さん
日本医科大学
東京都 豊島岡女子学園高校 出身
2018年度 河合塾 麹町 在籍 大学受験科

小論文の授業でしっかり対策

現役時代は筆記試験の対策で手一杯になってしまい、小論文まで手を回すことができず、対策はあまりできませんでした。その反省もあり、河合塾の大学受験科では4月から週に一度、小論文の授業を受講しました。その授業は2週ごとにテーマが切り替わり、2週のうち1回目は制限時間内に書いて提出し、2回目に添削されたものが返却されるというシステムでした。

返却の後には小論文の講師による解説講義があり、どの点を押さえると良かったのか、具体例はどのように書けばうまく伝わったのかなどを学ぶことができました。また解説に加えて、上手に書けていた生徒の答案例も紹介してくださったので、同じ受験生として良い刺激になりました。

医療記事を読んで知識を蓄える

河合塾の授業の他に、河合塾で年に3回配布される塾生向けの「医学科データブック」の医療ニュースや医療用語解説を読んだり、塾内の掲示板に載っている医療記事を読んだりしました。特に医療記事は、僻地医療や周産期医療といった面接でも聞かれることの多いトピックが記載されていたので、面接対策としても効果がありました。医療記事は頻繫に最新のものに更新されるので、自分から進んで情報を取り入れることも大事だと思います。

直前期の小論文対策

私は大学受験科では私立大医学部のみ複数の大学を受験しました。センター試験は受けなかったので、12月から本格的に対策を始めました。ただし、私立大医学部の多くは願書提出の際に志望動機や自分の長所や短所なども書く必要があったため、その対策も含んでいました。

また、それまでは小論文対策は授業のみで完結させていましたが、12月に入ってからは週に3日以上は小論文の過去問を解いたり、医療記事を読んだりしました。過去問は過去問集に掲載されているものはそちらを活用し、掲載されていないものは「河合塾の医学科データブック」を活用しました。この資料には過去の受験者の声を参考に、実際に出題された小論文のテーマが大学ごとに載っているため非常に助かりました。

小論文の形式ごとの対策

私立大医学部の小論文の形式は、大学ごとにさまざまです。図表分析型の問題や現代文の文章を読んで要約するものに関しては、私の場合は特に対策はしませんでした。一方で、医療に関するテーマに沿って書くものや、医療記事を読んで自分の感想を書くものなどは、ある程度医療単語を知らなければうまく書くことはできません。日頃から医療記事を読んで知識を蓄えることや、医療記事を読む際には問題の背景を理解して、自分なりの意見を持っておくことが大事だと思います。

面接で問われた意外な質問

多くの大学では例年通りでしたが、「医師以外では、どのような職業に就きたかったか」という質問が問われたときは少し戸惑ってしまいました。私は、医学部受験に向けて勉強だけに集中していたので、そのようなことはまったく考えたことがなかったからです。

自身の趣味と結び付けて何とか答えることができましたが、この経験を経て、医学部志望だからと言って医療分野だけに目を向けるのではなく、医療分野以外にももっと視野を広げる必要があると思いました。これから先、勉強はもちろん大事ですが、勉強の合間に自分が興味を持っている分野に目を通してみることも良いかもしれません。

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