医学部合格者の面接・小論文対策
小論文対策
私の東北大AO入試対策
- C. A さん
- 東北大学
宮城県 仙台第二高校 出身
2015年度 河合塾 仙台校 在籍
- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を“医学部現役合格”へと導く河合塾のコース
私はAO入試Ⅲ期で東北大学医学部に入学しました。今回は私の東北大学AO入試Ⅲ期の対策についてお話しします。
AO入試対策だけに偏らない
東北大学のAO入試Ⅲ期は小論文と面接ですが、出題傾向が一定しておらず、なかなか対策がしづらい入試方式です。AO入試Ⅲ期を受けたいと考えている人は、その対策ばかりに気を取られないほうがよいと思います。
医学部受験のメインはやはり一般入試ですので、一般入試に向けた勉強が最優先です。“チャンスが一つ増える”くらいの気持ちで、心に余裕をもって臨む方が難しい問題が出た場合でも落ち着いて取り組めると思います。
対策がしづらいと言っても、全く何もせずに受けるのは、せっかくのチャンスを最初から無駄にするようなものです。きっちりとした対策は必要なくても準備は必要です。
過去問を見てみる
まずは過去問を眺めてみましょう。過去問は東北大学が入試後の一定期間公表していますし、高校や予備校が資料としてもっていることもあります。
私自身は、高校で毎年AO入試Ⅲ期の入試問題が配布されていたため、その度に問題はなんとなく眺めていましたが、しっかり見るようになったのは12月に入ってからでした。
眺めてみると気づくと思いますが、問題量が多く、英文の量も多いです。年によっては、ほとんどの人が時間内に解き終わらないということもあります。ある年は、計算問題で数学的思考が求められる問題が出題されたりと、出題傾向は一定していません。
英語長文対策は必要
ですから、勝負はいかに良い小論文を書くかではなく、いかに長く難しい英文を速読し、見たことのない問題を処理するかだと思います。
すると英語長文を読むことが必要だとわかりますが、それは一般入試対策の勉強の一環ですよね。また、冷静に対処していく力は勉強して養えるものではないので、日々の生活の中で培っていけるとよいと思います。
直前期にやったこと
センター試験が終わって出願後、過去問を3年分くらい解きました。英訳・日本語訳問題は講師に添削してもらっていました。それ以外はAO入試については特に対策はしませんでした。
ですから、直前期に入っても一般入試対策にほとんどの時間を割いていました。医療系の内容がほとんどですので、12月からは移動時間に『医学部受験の読解演習』(河合出版)を読んで医療英語の知識をつけていました。
あくまで一例ですが、なかなか対策がしづらい東北大学AO入試Ⅲ期の受験を考えている方に参考にしてもらえると嬉しいです。引き続き、医学部合格をめざして頑張ってください!
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