医学部合格体験記2020
高3から始めた理科。
河合塾のテキストで得意科目にできた
医学部をめざした理由は何ですか?
親戚に医師が多かったのですが、両親から医師になるように言われたことは一度もありませんでした。しかし、そのような環境で成長することで、幼いころから自然と医師を志すようになっていました。
高校に入ってから、高校で自分の将来を考える機会が多くありましたが、自分は医師への道を強く志し、それ以外の道は考えませんでした。
いつ頃から医学部受験を意識した勉強を始めましたか?
医学部合格には高い学力が必要だと知りながらも、高校1・2年生の間はあまり勉強せず、テスト前だけ勉強していました。河合塾には高1から通っていましたが(英・数)、今思えばなかなか活用できていませんでした。高3からは医学部合格を意識し、真剣に取り組むようになりました。
苦手科目の対策・克服はどのように行いましたか?
英語が苦手でしたが、高3になってから英文和訳の本を購入して取り組むと劇的に伸びました。物理・化学は高2でまったくやっておらず、ゼロからのスタートでしたが、河合塾のテキストや参考書を夏の間に取り組むと、一気に得意科目になりました。
特に理科は、標準的な難易度の問題をテキストで徹底的に反復し、基本的な解法のパターンを身に着けることが大切だと思います。

試験の手ごたえはいかがでしたか? また、当日印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
センター試験
センター試験はそこまで緊張しませんでした。センター試験は、たとえ解けない問題があっても大きな連鎖のミスはしないので、もし解けない問題があったら「とばして解けばいいや」くらいの気持ちで受けました。
手ごたえはかなりありましたが、採点してみるとミスが多く、結果は振るいませんでした。センター試験はとりあえず解答はできてしまうため、筆記試験と比べて採点するまで結果がわからないので、引きずる心配がないのがよいところだと思います。そのため、初日に自己採点はしないのが得策だと思います。
二次試験
二次試験はセンター試験とは違い、非常に緊張しました。私は英語が得意でしたが、前日にまったく眠れなかったため、一時間目の英語は緊張で頭がぼーっとしてしまい、英文がまったく頭に入りませんでした。
英語は失敗しましたが、他の教科は落ち着いて解くことができました。また、理科の問題が配られてからの間にトイレに行きたくなりましたが、そのまま受験したところ、試験中は集中できませんでした。入試では人目を気にすることなく、トイレに行くことは大切だと感じました。
面接
医学部の面接は医療人としての適性を測るものであると考えていたため、あまり緊張せず気持ちを楽に持って受験しました。私は評定があまり良くなかったので、そこについてはかなり質問されました。それについては、正直に「あまり勉強してませんでした」と答えました。しっかりと受け答えをしていれば、良い評価をもらえると思います。
入学する大学のどこに魅力を感じて志望しましたか。
まず、旧帝大で有名な大学であったところに魅力を感じました。やはり旧帝大は研究費が多く、研究をするうえでは東北大学がよいと思いました。自身の学力を踏まえ、東北大学が最も良いと判断しました。
受講していた授業(コース・講座)を教えてください。
『ONE WEX医進英語』と『ONE WEX医進数学』、『トップレベル物理』と『トップレベル化学』を受講しました。前者はテストゼミのため、テスト形式に慣れることができたのが良かったと思います。また、数学のテキストは多くの問題が載っていてやりがいがありました。
後者は講義形式ですべての範囲を1年間で一から説明していただけました。理科に取り組めていなかった私でも十分に力をつけることができました。
河合塾でよかったところは何ですか?
河合塾のテキストは基本事項が網羅されていて、高1・2年であまり勉強に取り組めなかった私でも、1年間で十分力をつけることができました。特に数学、物理、化学のテキストは問題量が多く、良問ばかりでした。
テキストをしっかりとやり込み完璧にすれば、入試に必要な力が十分つくと思います。特に化学のテキストの無機はすごく良いので、絶対に化学は取った方が良いと思います。
講師やチューターにメッセージをお願いします。
重政先生、竹内先生、寺田先生、渡部先生、本当にありがとうございました。先生方のおかげで合格することができました。
また、職員チューターの高橋さん、学生チューターの岡部さん、菊池さん、梶川さんサポートありがとうございました。
医学部医学科の合格をめざす受験生へアドバイスをお願いします。
医学部合格には高い学力が必要ですが、大切なのはどの大学を受験するにも「基礎力」だと思います。なぜなら、入試問題のすべては基本事項の積み重ねでできているからです。ここで勘違いしてほしくないのは、基礎=簡単ではないということです。
全教科の基礎を完璧に身に着けるということは、実は1年かけてやっとできるかできないかというくらい難しいことなのです。河合塾のテキストは、そのような基礎を定着させるのに非常に適しています。テキストを完璧にして合格を勝ち取ってください。
チューター(進学アドバイザー)からのメッセージ
第一志望合格、本当におめでとうございます!長谷川君は部活に取り組みながらも、毎日のように河合塾で勉強する姿が強く印象に残っています。多くの仲間たちと支えあいながら、力をつけて現役合格を勝ち取ったこの1年は、長谷川君にとってかけがえのないものになったでしょう。
これから待っている長谷川君の輝かしい未来に私も期待しています!これまで以上に頑張ってください。
高橋 望・岡部 真未

- 高校グリーンコース(高校生対象)
- 高校生を"医学部現役合格"へと導く河合塾のコース
- 大学受験科(高卒生対象)
- 高卒生を"医学部合格"へと導く河合塾のコース
その他のおすすめ記事
