医学部合格体験記2018
河合塾は切磋琢磨できる良い環境。
予習・復習で力がついた
医学部をめざした理由は何ですか?
私は四人兄弟の末っ子で、兄たち三人は全員が医師という環境で育ちました。兄たちのような医師になりたいという思いが、医師になろうと決めたきっかけです。
また、身内の死に際して何もしてあげられなかったもどかしさも、その決意をさらに強固にした契機でもありました。
いつ頃から医学部受験を意識した勉強を始めましたか?
高校1年生の頃から医学部を受けると決めていましたが、高校3年間は高校や河合塾の授業の予習・復習が中心でした。医学部を受けるからといって、特別な問題を解ける必要はありませんが、志望校の過去問集をやりこむことは大切です。
苦手科目の対策・克服はどのように行いましたか?
河合塾のテキストは、本当に質の高いテキストばかりです。
苦手科目や分野は、基礎シリーズ(1学期)のテキストをしっかり理解すれば大丈夫だと思います。あれこれといろいろな参考書に手を出さずに、まずは基礎シリーズのテキストをほぼ完璧にし、完成シリーズ(2学期)のテキストはある程度解けるようにするべきだと思います。
他の参考書をやるなら、演習量がまだ足りないと思う教科だけでよいと思います。

試験の手ごたえはいかがでしたか? また、当日印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
センター試験
一年間で一番緊張したのが、センター試験の二日間です。医学部を受けるならとても大切な試験ですので、準備は入念にすべきです。
私は12月の初めから、勉強時間の半分以上をセンター試験対策に費やしていました。残り半分の時間は二次試験の勉強でよいと思います。過去問を中心にして、新課程の過去問が少ない教科は予想問題で補充しましょう。
12月の中旬からは、センター試験対策のみにするとよいと思います。
二次試験(推薦入試)
推薦の学科試験は、思考力を問う問題が多いです。私の場合は、「AIの有用性について」「薬の吸収率の読み取り問題」「地球の半径を求めさせる実験考察問題」の3題でした。どれも対策は難しく、試験中にどれだけ思いつくかの勝負でした。
普段の勉強とは少し違った思考力が必要になるので、日頃から頭を柔軟にして、いろいろな考え方をみにつけるのがよいと思います。できるだけ頭の回転を速くして、いろいろなことを素早く思いつくよう訓練しましょう。
面接
面接試験では受験校のアドミッション・ポリシーを自分なりにまとめておくと評価が高いと感じました。できれば他大学のものと比べて、受験校の特色を把握しておくとよいと思います。
また、面接試験では典型的な質問も多いので、それらの質問はスラスラと答えられるようにしておくことが望ましく、不意な質問への対応も経験しておくべきです。
- ※医学部面接実施状況では、面接で実際に聞かれた質問を掲載しています。
入学する大学のどこに魅力を感じて志望しましたか。
オープンキャンパスに行った際に、楽しそうな雰囲気に魅力を感じました。また、地元の大学なので知り合いの先輩も多く、名市大で学びたいと思いました。
日本の公立大で唯一、看護学部と薬学部も設置している大学で、将来医療チームを組む他学部との交流があることも大変魅力的でした。
受講していた授業(コース・講座)を教えてください。
私は『国公立大医進Supreme数・理強化コース』に所属していました。とても人数が多く、それだけやる気のある人が大勢います。そういった人たちと切磋琢磨し合える良いコースだと思います。
ゼミも毎週あり、授業は大変でしたが、その予習・復習が自然と力になっていたと思います。チューター(学習アドバイザー)もたくさんいて、手厚くサポートしてくださいます。
河合塾でよかったところは何ですか?
河合塾の講師陣は生徒のわかりにくいところを熟知しており、授業で丁寧に解説してくださいます。質問はもちろん、勉強の仕方などについても個別に対応してくださるので、勉強に関してわからないことがあるとすぐに講師室へ行き、疑問を解決できました。
また、チューターには悩みができるとすぐに話をし、1年間サポートしてくださいました。講師の方々やチューターと話した分だけ悩みは解決し、勉強に集中できるようになりました。
医学部医学科の合格をめざす来年の受験生へ向けてのアドバイスをお願いします。
1年のうち、気が抜けがちな夏休み前にしっかりと勉強の習慣をつけられるかが勝負です。夏までは徹底して基礎固めをしておくべきです。夏以降、より実戦的な問題を解くときに苦手科目があっては思うように勉強が進みません。
また、入試において、苦手科目に限らず、模試の成績など目を背けたくなるものを冷静に分析し、対策できる人が合格できると思います。チューターに相談するなどして、勉強の仕方を間違えないようにしてください。
チューター(進学アドバイザー)からのメッセージ
永井君は常に真面目に学習に取り組んでいました。講義の予習・復習はもちろん、クラスの特別講義にも必ず準備を怠らず臨んでいました。疑問があれば積極的に講師に質問する姿、友人たちと問題を教えあう姿。いつも懸命に受験に向き合っていました。
思ったような結果が出ずに悩んでいた時期もありますが、それを乗り越えて合格をつかみました。ここで学んだいろいろな事を糧に、大学に入ったら良医の道を邁進してください。

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