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医学部入試情報2021 医学部入試結果分析2020
私立大学 全体概況

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※医学部入試情報2021は、2021年4月入学予定者向けの情報です。
2020/07/02 掲載

2020年度 医学部医学科入試(私立大学)の結果についてお伝えします。

私立大学医学部医学科入試 全体概況

センター方式では志願者減にともない、倍率ダウン

私立大医学科では、これまで医学部新設などにより入学定員が増加してきましたが、2020年度入試は前年から17名減員となりました<図表4>。入試方式別では、国公立大と同様に、一般入試から特別入試へと募集人員をシフトする大学がみられ、一般方式では68名減と前年と比べても減員数は大きくなりました。

<図表4>私立大医学科 入学定員の推移

年度 1年次入学定員
(増減)
募集人員の内訳(増減)
一般入試 特別入試
一般方式 センター方式 推薦入試 AO入試
2020 3,629 (-17) 2,573 (-68) 353 (+2) 492 (+77) 51 (-6) 38 (+1)
2019 3,646 (+1) 2,641 (-23) 351 (-9) 415 (+15) 57 (+25) 37 (-2)
2018 3,645 (+12) 2,664 (+23) 360 (-16) 400 (-20) 32 (+12) 39 (+3)
2017 3,633 (+156) 2,641 (+100) 376 (+21) 420 (+10) 20 (+5) 36 (+20)
2016 3,477 (+118) 2,541 (+91) 355 (+17) 410 (-10) 15 (+5) 16 (-3)
2015 3,359 (+41) 2,450 (+29) 338 (-1) 420 (+12) 10 (±0) 19 (±0)
2014 3,318 (+7) 2,421 (+11) 339 (+17) 408 (±0) 10 (±0) 19 (-5)
2013 3,311 (+16) 2,410 (-26) 322 (+29) 408 (+1) 10 (±0) 24 (±0)
2012 3,295 (+37) 2,436 (+43) 293 (+7) 407 (+2) 10 (±0) 24 (±0)
2011 3,258 (+22) 2,393 (-37) 286 (+56) 405 (+12) 10 (±0) 24 (±0)
2010 3,236 (+65) 2,430 (-4) 230 (+19) 393 (+50) 10 (±0) 24 (+3)
2009 3,171 (+271) 2,434 (+216) 211 (+38) 343 (+8) 10 (±0) 21 (+10)
2008 2,900 (+20) 2,218 (+30) 173 (-10) 335 (-23) 10 (-10) 11 (+10)
2007 2,880 2,188 183 358 20 1
  • ※河合塾調べ(5月20日現在)
  • ※大学により非公表の募集人員があるため、1年次入学定員の数値は一般入試・特別入試の合計と一致していません

次に、2020年度入試の私立大医学科の入試結果をみていきましょう。<図表5>は、入試結果未判明大を除く全29大学の入試結果を集計したものです。志願者数は、一般入試全体で前年比98%と微減となりました。国公立大と比べて減少率は小幅であるものの、2014年度入試以降10万人を超える志願者を集めてきましたが、全大学の志願者数が判明しても、2020年度入試は10万人前後にとどまりそうです。

入試方式別にみると、一般方式では前年並みとなったのに対し、センター方式では前年比93%と減少率が高くなりました。近年、受験にあたって個別試験対策の負担が軽いセンター方式で出願校を増やす動きがみられ、センター方式の倍率は上昇していました。2020年度入試はこれを警戒してセンター方式の出願に消極的だったようです。センター試験の平均点が大きくダウンしたことも志願者減の要因だと考えられます。

期別でみると、二期入試の志願者数が大きく減少しました。二期入試では、合格者数も減少しましたが、志願者の減少率が高く、倍率(志願者÷合格者)は50.5倍から46.6倍へとダウンしました。

<図表5>私立大医学科 一般入試の入試結果(入試方式別)

  志願者数(A) 合格者数(B) 倍率(A/B)
18年 19年 20年 19/18 20/19 18年 19年 20年 19/18 20/19 18年 19年 20年
全体 102,262 96,319 94,140 94% 98% 5,582 6,463 6,334 116% 98% 18.3 14.9 14.9
一般
方式
85,704 79,786 78,805 93% 99% 4,829 5,574 5,441 115% 98% 17.7 14.3 14.5
セン
ター
方式
16,558 16,533 15,335 100% 93% 753 889 893 118% 100% 22.0 18.6 17.2
一期 94,363 85,869 85,187 91% 99% 5,442 6,256 6,142 115% 98% 17.3 13.7 13.9
二期 7,899 10,450 8,953 132% 86% 140 207 192 148% 93% 56.4 50.5 46.6
  • ※河合塾調べ(5月20日現在)
  • ※2020年度入試結果未公表の埼玉医科大、東京女子大を除いて集計

大学別の志願状況

大学別の動向をみると、国公立大と同様に、前年入試の反動により志願者増減が激しい大学が目を引きます。前年志願者が大きく減少した大学では、その揺り戻しで志願者が増加したところが目立ちます。2019年度入試では、入試日程が重複した影響で受験生が分散し、志願者大幅減となった聖マリアンナ医科大、藤田医科大では、2020年度入試の志願者は大きく増加しました。

また、東京医科大は志願者数前年比が199%と全国の私立大医学科で最も高い増加率となりました。2019年度入試では不適切入試の対応により募集人員を大きく減らしたことで志願者数も減少しました。2020年度入試は、その反動で志願者が集まりましたが、2018年度入試と比べると志願者数は減少しています。なお、一般方式の入試難易度は前年から1ランクアップしました。

一方、国際医療福祉大、福岡大などでは2019年度入試で志願者が増加した反動からか2020年度入試は大きく減少しました。ただし、成績層に大きな変化はみられず、入試難易度は前年並みでした。

私立大医学科合格に必要な学力は

最後に、私立大医学科の難易度をみていきましょう。<図表6>は、各大学合格者の全統模試での平均成績を一覧にしたものです。大学による差はあるものの、半数以上の大学で合格者の総合成績平均が偏差値65を超えています。また、各教科バランスよく高い学力が求められることがわかります。今後の学習を進める上での参考にしてください。

<図表6>私立大医学科合格者の全統模試における総合成績・各教科の平均偏差値

大学 総合
岩手医科 64 63 64 64
東北医科薬科 67 66 66 66
国際医療福祉 68 68 67 66
自治医科 66 66 66 65
獨協医科 64 63 63 64
埼玉医科 63 63 62 61
北里 65 65 63 64
杏林 66 65 65 65
慶應義塾 73 72 73 72
順天堂 69 69 68 67
昭和 67 66 66 66
帝京 63 64 60 61
東海 64 64 63 62
東京医科 67 67 67 65
東京慈恵会医科 70 69 70 69
東京女子医科 65 66 63 64
大学 総合
東邦 67 67 65 65
日本 64 64 63 63
日本医科 69 69 68 68
聖マリアンナ医科 63 63 62 62
金沢医科 62 62 62 62
愛知医科 65 64 65 65
藤田医科 66 65 66 65
大阪医科 68 67 68 68
関西医科 68 66 68 68
近畿 66 64 66 66
兵庫医科 66 65 66 65
川崎医科 62 61 62 61
久留米 65 64 64 65
産業医科 66 66 66 66
福岡 64 63 63 63
  • ※河合塾「入試結果調査データ」より
  • ※各⼤学合格者の平均偏差値は全統マーク模試(第2回・第3回)、全統センター試験プレテスト、全統記述模試(第2回・第3回)の成績から算出しています

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