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医学部受験をひかえる親の悩み相談

医学部受験で悩むのはお子様だけではありません。
保護者の方が直面しがちなお悩みとその対策をまとめました。

通塾

医学部進学を考えていますが、塾や予備校はいつから通えばよいですか?

この時期からでないと絶対にいけないということはありませんが、医学部をめざす方には高1生から対策を始める方が多くいらっしゃいます。というのは国公立大の医学部医学科入試の場合、センター試験で5教科7科目、二次試験で英数に理科2科目が標準的な受験科目となるからです。

さらに、科目数が多いだけでなく、センター試験では85%以上の得点率、二次試験の偏差値は65.0以上と高い学力が必要とされます。そのため通塾されるかどうかに関わらず、受験勉強はなるべく早くスタートをされるほうがよいでしょう。

通塾されるメリットとしては、質の高い教材とプロの講師による授業が挙げられます。合格力をつけるために計画された授業ですので、ペースメーカーになりますし、最新の入試情報も入手できます。また高い目標を持った生徒と一緒に学習することでやる気が出ます。

河合塾であればチューター(進学アドバイザー)からのアドバイスも受けられます。これらのことを考慮して、いつから通うか考えられてはいかがでしょうか?

理学部から医学部志望に変えたのですが、高3からでも間に合いますか?

高3生になってから本格的に医学部をめざして、現役合格される方もいらっしゃいますので、頑張り次第だと言えます。
一般的には理学部より高い偏差値が必要な場合が多いですので、目標としている大学の受験科目と配点、偏差値、倍率などを確認し、学習対策をどのように行うかをしっかり計画していただきたいと思います。

注意していただきたいのは、医学部医学科入試では他の学部と違い、面接を実施する大学が多いということです。「医師になりたい理由」「受験する大学を志望する理由」などを聞かれます。そしてこの面接の結果だけで不合格になるケースもあります。

ですから、なぜ医学部に進みたいかの理由を明確に持っているかどうかを確認してください。学習が間に合うことも大切ですが、医学部医学科受験の場合は志望理由も重要な要素になります。

高2の子どもがいるのですが、部活や補習で忙しくて塾や予備校に通えません。
長期休みのときだけでも通うべきでしょうか?

高2生は部活動で中心となって活動する学年であり、さらに高校の補習などもあって、時間が足りないと悩む高校生やそれを心配される保護者の方は多くいらっしゃいます。医学部医学科入試ではハイレベルな学力が求められますから、長期休みに塾や予備校で、集中的に学習することをおすすめします。

特に対策に時間のかかる英語・数学や苦手科目がある場合は利用されると良いと思います。「最新の入試情報」や「出題傾向と対策」を知ることでやる気が高まったり、計画が立てやすくなるメリットもあります。

また、予備校へ行けば他の高校の生徒もいますので、ライバルたちと机を並べることでやる気が出てくることでしょう。

子どもが予備校に通わずに浪人すると言っていますが、大丈夫でしょうか?

予備校に通わずにご自宅で受験勉強をされることを宅浪といいますが、まったく不可能というわけではありません。
ただし、1年間自分で管理して勉強を続けることができる強靭な精神力と、自分の学力を客観的に分析して対策を講じることができる計画力が必要になります。

また、わからないところが出てきたときに、教えてもらえる方がいるかどうかも重要なポイントになるでしょう。なぜなら医学部医学科受験は国公立大の場合、センター試験で85%以上、二次試験学力で偏差値65.0以上が必要とされる厳しい入試です。不得意分野や科目を克服することが必須となるからです。

予備校の場合、授業が1年間のペースメーカーになりますし、わからない事項が出てくれば講師に質問でき、担当のチューター(進学アドバイザー)が学力状況のチェックもしてくれます。ライバルがいることでモチベーションを維持できたりと、いろいろなサポートを受けることができます。

このような学習環境の違いがありますので、総合的に考えて、どちらがお子様に向いているかでお考えになられていはいかがでしょか。そのうえで河合塾の校舎で相談されることをおすすめします。

子どもが大学に通いながら再受験をします。
予備校には通わないと言っていますが、大丈夫でしょうか?

医学部医学科受験は、高い学力が求められるため、勉強時間を十分にとって学習することが必要です。大学に通いながらとなると勉強時間も限られます。まず、お子様の現在の学力状況、不得意科目や分野がどの程度あるか、それは独学で克服できそうかどうか、冷静に判断してみる必要があります。

少なくとも大学が休みになる夏休みや冬休みの期間には、予備校の講習を受講して効率よく対策を行うことを考えられた方がよいでしょう。また、模擬試験の受験によって学力を随時チェックしていくことは必須となります。

はっきり申し上げて、中途半端な学習で成功した例はかなり少ないのが現状です。高校の先生や河合塾の校舎で相談されたうえで決められることをおすすめします。

学習面

子どもが国公立大を志望しています。センター試験には授業で習わない科目(地歴・公民)がありますが、独学で大丈夫でしょうか?

学習計画を立てる際に、「どの教材を使って、いつまでに、どのくらいやるか」を決めて学習すれば、独学でも不可能というわけではありません。

しかし、センター試験のみで必要な地歴・公民については、どうしても勉強の優先順位が低くなりますので、計画を立てても思うように実行できずに、対策が遅れる受験生が多いです。さらに、お子様の場合には授業で習っていない科目ですので、一から自分で理解しないといけません。地歴・公民を単なる暗記科目と考えているとうまくいかないことが多いので、注意が必要です。

そのため、独学を中心にする場合でも、予備校の講習等を利用して、入試の重要ポイントや事項間の関連等を理解するための勉強をプラスされることをおすすめします。

夏休みが終わったのに、子どもの模試の成績がD判定から上がりません。
C判定が出ている大学へ志望を変えた方がよいと思うのですが……。

夏休みが終わったばかりの早い時期に、模試の判定結果で志望校を変更することはあまりおすすめできません。模試の判定はあくまでもその段階での学力の目安です。
お子様の周りの子も頑張っていますので、お子様の学力は伸びていても、判定に反映されない場合もあります。受験勉強の最終的な目標は、模試等を通じて弱点を発見・克服し、入学試験の問題が解けるようになることです。

ですからお子様の第一志望校への思いが強いようであれば、そのめざす気持ちを応援してあげていただくのがよいと考えます。お子様のやる気も継続でき、最後まで頑張り抜くことができると思います。特に現役生であれば、10~11月ごろから急激に成績が伸びる例が多数あります。

高校や予備校にも相談して、苦手科目など、お子様の現状を把握しながらしっかりと後の対策をアドバイスしてもらいましょう。
それと並行してC判定が出ている大学の特色や試験問題の傾向・配点等もよく調べて、どちらになっても納得したうえで受験し入学できるような状況にしておくとよいでしょう。

面接対策に何をすればよいかわかりません。
自宅でも面接練習をさせた方がよいでしょうか?

面接対策

面接では必ず聞かれる質問があります。「なぜ医師を志望するのか」「なぜその大学を選んだのか」「将来どのような医師になりたいのか」などです。これらの問いを普段からしっかり考えておきましょう。

また、面接では「最近気になった医療系のニュース」を聞かれることもあります。普段から医療系のニュースにも目を向け、医学への関心を高めておきましょう。

面接練習

面接官にしっかりと志望動機や自分の意見を伝えられるようにするためには、何度か練習しておく必要があります。練習しておかないと、緊張してうまく話せない場合があります。

入試直前期になると、模擬面接練習を行ってくれる予備校や高校も多いので、それらを利用しながら並行してご自宅で練習してもよいでしょう。
なお、医学部入試情報「医学部面接実施状況会員には、面接で聞かれた質問を掲載しています。ぜひご活用ください。

生活面

子どもが昼夜逆転していて、週末に寝だめをするような生活をしています。
生活リズムを改善するよい方法はありますか?

勉強に必要な集中力を発揮するためには、良質な睡眠と規則正しい食事習慣が不可欠です。
昼夜逆転したり、週末に寝だめをしたりしてしまうと、良質な睡眠や食事習慣が取れず、勉強に支障が出てしまいます。医学的には、人の体のメカニズムは午前中のほうが集中できる条件がそろっているそうです。

まずは朝6:00~7:00には起床して、深夜24:00までには寝るようにするとよいでしょう。つまり早起きするようにして、早寝しやすくなる状態をつくるのです。その状態を継続し、規則正しい生活が習慣化するように心がけていくとよいでしょう。

メンタルケア

子どもが勉強していないようです。
やる気を出させるにはどうすればよいでしょうか?

まずは短い時間でもよいので、予備校の自習室や高校の自習室、受験生が多い図書館などで勉強するようにされてはいかがでしょうか。周りのライバルたちの真剣な雰囲気に刺激されて、「自分もやらなければならない」という気が起きる可能性があります。合格者の声でも、自習室の利用がやる気の継続につながったという声がよくきかれます。

やる気が出ない原因として、「医師になりたいという気持ち」や「医学部合格への動機」が弱いことも考えられます。目標をしっかり持っていないと、ちょっとしたことでも挫折しやすいのです。オープンキャンパス等を利用して、目標の大学を見学してみることも効果的です。

また、勉強してもすぐに結果に結びつかないことはよくあります。そんなときには、お子様が頑張っている状況でしたら、その努力をほめてあげてください。保護者から頑張りを承認されることで、勉強することに少しでも喜びを感じられるとやる気につながります。

もちろん成績が少しでも伸びている場合は、保護者の期待されるほどでなかった場合でも必ずほめて認めてあげてください。頑張りを評価されないことがやる気の喪失につながることは、保護者の方にもご経験があると思います。やる気を出させるだけでなく、やる気をなくすような対応をしないことも大切なことです。

成績が思うように上がらないせいか、子どもがピリピリしています。
どう声をかけるべきでしょうか?

声をかけることでかえってピリピリ具合が増すならば、無理に声をかける必要はないでしょう。

成績が思うように上がらない場合は、予備校または高校の先生に本人から相談させて、「今後の学習計画」や「成績が上がらない科目の勉強の仕方」についてアドバイスをもらうとよいでしょう。

その一方で、子供のほうから不安で親にアドバイスを求めてきたときには、まずはしっかりお子様の気持ちを受け止めて聞いてあげてください。話を聞いてもらえただけで、スッキリすることもよくあります。学習方法や計画の相談であれば予備校の講師や高校の先生などの専門の方からアドバイスしてもらうように促すのがよいでしょう。

志望校選び

子どもから併願校選びについて相談されました。
何を重視して考えるべきでしょうか。

国公立大学

出願大学はセンター試験の得点状況によって変わります。
前期日程・後期日程ともに、センター試験で納得した点数が取れた場合の受験校(第一志望)と、センター試験で思うような点数が取れなかった場合の受験校を2~3校設定しておきましょう。

私立大学

まずは私立大学の医学部医学科は学費が高いため、進学が経済的に可能かどうかによっても異なります。

私立大学の医学部医学科を受験できる場合、入試難易度、カリキュラムの内容が自分にあっているか、学費、自宅からの通学時間を調べておきましょう。

私立大学の医学部医学科が厳しい場合は、医学に系統的に近い学部(看護や医療技術系の学部、生命科学科、薬学科など)を併願するケースが多いようです。

入試科目

どちらの併願の場合も、入試科目や配点が重要です。第一志望大学の受験科目や出題傾向と差が少ない併願校だと勉強の負担感が減ってよいでしょう。

第一志望校だけに目が向きがちで、第二・三志望校のことをあまり調べずに入学した生徒が「こんなはずではなかった」と後悔している場合があります。併願校は第一志望校以上によく調べておきましょう。

子どもが遠隔地の大学を検討しています。
卒業後に地元に戻れないなどの縛りがないか、また一人暮らしをさせることに不安があります。

遠隔地の大学に進学する場合、卒業後に地元に戻ることができるかについて心配される方は多いです。

卒業後の進路の条件は、大学やどの入試方式で合格したかによって異なる場合があります。まずはお子様の志望大学の条件を「医学部入試情報」や大学HP「医学部のある大学一覧」で確認してください。またオープンキャンパスに行く機会があれば大学の担当者に聞いてみるのもよいと思います。

一人暮らしについてですが、お子様も大人になればいつかは独り立ちをしなくてはなりません。
保護者からすれば、いつまで経っても頼りなく思えることもあるかもしれませんが、ときには送り出すことも必要です。
ただし、送り出すにあたって、生活するうえでの最低限のことを教え、病院やスーパーが近い暮らしやすい場所を探すなどの協力をしてあげましょう。

保護者の受験参加

受験は子どもの自主性に任せています。
それでも予備校などの保護者会に参加した方がよいのでしょうか?

子供の自主性に任せていても、無理解・無関心という状態はよいとは言えません。お子様にとって受験が近づき不安になってきたときに、身近で気軽に話をすることができる家族の存在はとても大きな存在になります。

その際、お子様がどのような入試に臨もうとしているかという受験の知識を持っていると、より的確にアドバイスをすることができますし、お子様の悩みも冷静に受け止めてあげることができると思います。ですから可能な範囲で保護者会には参加し、最新の入試情報を知っておかれた方がよいでしょう。保護者の方が医師の場合でも、受験された頃と現在では受験の状況は大きく変わっているはずです。

さらに私立大学医学部の場合は学費の問題もありますので、事前に「医学部学費一覧」などで情報を確認し、どのように準備するかを考えておくとよいでしょう。

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