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医学部生に聞く! 高1・2生がやるべきこと 部活と勉強の両立法
時間がない部活生が優先すべき勉強

金 智順 さん
慶應義塾大学
東京都 東京朝鮮中高級学校 出身
2018年度 河合塾 麹町校 在籍 大学受験科

高1、高2と言えば、部活や課外活動に励む人も多い時期だと思います。しかし、この時期に勉強の基礎を固めることが、高3の受験勉強が本格化した際に役立つということは間違いありません。

今回は、勉強と部活の両立の仕方と、まだ受験期が迫っていないこの時期だからこそやるべきことについてお話ししたいと思います。

両立するうえで重要なこと

両立するうえで重要なことは、勉強と部活の境界線をはっきり引くことだと思います。部活に行くと練習後も友達との会話に花が咲き、当初の予定時間より解散が遅くなるような経験をしたことはないでしょうか。そのような些細なことの積み重ねによって、勉強時間は少なくなってしまいます。限られた時間を「部活の時間」「勉強の時間」とメリハリをつけて過ごすことが大切だと思います。

勉強時間の確保

私は高1、高2のとき、塾は週1回、部活は月~土の週6回ありました。部活と塾の時間が重なってしまい、どちらか休まなくてはなりませんでした。塾がある日は塾を優先し、部活を早退していました。部活を早退してでも塾に行くことで、確実に勉強時間を確保することができました。

部活の日は帰宅が20時を過ぎてしまうので、勉強時間の確保は難しかったのですが、1日最低でも3時間は勉強するように決めていました。部活を続けながらこの勉強量を維持するために、スキマ時間の有効活用に気をつけました。通学時間や高校の休み時間を勉強時間にあて、単語帳や一問一答形式の問題集に取り組みました。
日曜と祝日は普段できていないことを補うため、6時間勉強することにしていました。

時間がない!何を優先すべき?

時間がない中で優先すべき勉強は、苦手科目の克服と得意科目の基礎固めです。

苦手科目の克服

苦手科目の克服にじっくり取り組めるのは、高1、高2の間だと私は思います。私は中学生から苦手だった英語を集中的に勉強して、受験期には得意科目にすることができました。

まず、基本的な文法事項を学ぶと同時に英単語帳を使い、語彙力を強化しました。それがある程度できるようになってから、300~500words程度の長文読解を一つ一つの構文に時間をかけて読解し、文法事項も固めました。その結果、受験期には1,000wordsを超える長文でも、細かい文法事項も見落とすことなく試験時間内に解き切ることができるようになりました。

得意科目の基礎固め

苦手科目の克服が重要なことは誰もが感じることだと思いますが、得意科目の基礎固めも同じくらい重要だと私は思います。得意科目は問題が解けるがゆえに自然と基礎が疎かになりがちです。私の場合、これが数学に当てはまりました。

例えば、基礎が疎かになっていることは応用問題を解く際に顕著に現れました。しかし、どのような問題でも解説を聞いてみると、基礎的な考え方の連続でしかないことが多かったのです。そこで私は数学の基礎固めために、高2から河合塾のアクティブマスター数学を受講し、基本レベルの問題を繰り返し解くよう意識しました。

この講座の良かった点は、講師が基本事項から応用問題までを丁寧に解説してくださる点と、毎週宿題が出るため、勉強する習慣が身につくという点にあります。このように早めに対策したことで、受験期には「応用の応用」のような難問にも積極的に取り組むことができました。

優先すべき科目

勉強科目の取捨選択に迷った際には、まず受験の要となる数学と英語を優先するよう意識しましょう。実際に医学部を受験するとなると、理科やセンター試験科目の勉強も必要になります。しかし、多くの高校で文理が分かれるのは高2からであり、早い時期から対策をするのは難しいです。

私は理科(化学・生物)とセンター試験科目の国語と社会の勉強は、高3の4月から始めて直前期に集中的にやりましたが、間に合わせることができました。これも高1、高2の時期に数学と英語を固めていたおかげで、それらの教科に時間をつくることができたからです。

部活や生徒会活動を続けるメリット

医学部受験には面接がある

医学部受験では面接試験があります。高校での部活や課外活動の経験は、必ずと言ってよいほど聞かれます。私の場合は、中高6年間バレーボール部に所属し、高3のときには主将を務めたことで強い責任感が培われたことや、生徒会委員の活動に積極的に参加したことなどを話しました。

自信の成長につながる

部活や生徒会活動が面接に活かせるということは副次的なメリットであって、本質的には自身の成長につながるということが最大のメリットであると言えます。高校の諸活動で培った責任感や行動力は、将来医師になるうえでも必ず役立つことです。

このように考えると、高校で活動を続けるデメリットは無いと思います。特に高1、高2年のときは高3と比べて勉強にも余裕があるので、積極的に行事などに参加するとよいと思います。うまく時間を有効活用しながら、両立を頑張ってください!

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