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e-チュートリアル 第28回 面接対策(3)
「医学科合格者の面接体験談」

河合塾のチューター(進学アドバイザー)が入試情報の提供や学習アドバイスを行います。

河合塾 全国医進情報センター 担当チューター

2017/12/14

こんにちは!今年も残りわずかとなりました。センター試験まで1カ月、みなさん学科試験の勉強に余念がないことと思います。とはいえ、面接も気にかかりますよね。

今回は面接対策についてお話しします。合格者の面接体験談もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

面接形式を確認しておこう

面接は、個人面接がメインですが、集団面接やグループ討論を課す大学もあります。各大学の面接形式・質問事項は2018年度入試情報の医学部面接実施状況をご覧ください。

個人面接での回答のポイントは、まず次の3点がきちんと答えられるかです。

  • 1.「医師を志望する理由」
  • 2.「大学志望理由」
  • 3.「自分の長所と短所」

集団面接や討論では、さらに、他の受験生の回答を踏まえたうえでの意見が求められることがあります。ここでは、他の人の意見や行動にも関心を向け、自分とは違う視点があることを理解できるという、チーム医療の適性を見られます。

身だしなみも面接のうち

当たり前のことですが、回答の内容だけではなく、服装・挨拶・姿勢・視線などのマナーも見られています。日頃から気をつけることはもちろんですが、面接練習をして第三者に指摘してもらうのもよいでしょう。

合格者が語る医学科の面接

「メジャーな質問は固めておくのが肝心」

東京医科歯科大学医学科合格 Kさん

塾で配付された医学科情報誌を読むうちに、面接を意識するようになり、年が明ける頃には志望理由などメジャーな質問に対する回答は自分の中である程度固まりました。とは言ってもすんなりできた訳ではなく、最初はなかなか思いつかなかったのですが、周りの人からも医学と関係のあるできごとを聞いて参考にしました。
医療・時事ネタは主に新聞やテレビのニュースで収集しました。朝食をとりながら新聞を読むのを日課にし、夕食はニュースを見ながらと効率重視にしました。

面接練習は、直前講習と塾での練習とで2回行いました。その中で特に重要だと思ったのは、自分の回答を他人の目で見てもらうことと、集団面接や集団討論など少し特殊な形式での面接練習を経験しておくことです。

入試本番は、個人面接が1回で約10分でした。試験官は3人で、笑顔で接してもらいましたが、回答にはどれもつっこまれました。入学後、他の人に聞くと時間や雰囲気はさまざまで、2回目の面接をした人もいたようです。
99%の人がスーツや制服などの正装で、私服はほとんど見かけませんでした。

「自然体で"お話し"をしてきました」

筑波大学医学類合格 Sさん

私は私立大も複数受験したので、早い時期から準備はしていました。とは言っても塾で配られた情報誌を読んだり、塾で実施された講演会に参加したくらいで、特別なことはしていません。ただ、日頃から医療ネタを目にする機会があったことで自然と意識が高まる環境にいたことが、今思えば非常に良かったと思います。

当日、「医学部志望動機」を答えた時点ではあまり反応がなくどうしようかと心配になりましたが、「特技」や「子どもの頃よくつくばに遊びに来ていたこと」を話しているうちに徐々に場が和み、最後は面接官のみなさんが笑ってくれました。

5月に送られてきた得点開示を見ると面接は高得点でした。この結果を自分なりに分析すると「大学志望理由」を上手く伝えられたことと、「元気な子です!」というアピールができたことが良かったのだと思います。
最後に、「調査書」の内容を事前に読んでおくということ」と「ガチガチに緊張していくよりも"面接官と話しをしてこよう"というように多少リラックスして臨む方がいいということ」をアドバイスとしてみなさんにお伝えします。

「落ち着いて自分の意見はハッキリと」

順天堂大学医学科合格 Hさん

受験大学については、募集要項やパンフレットを事前に読んで自分が興味を持った箇所にラインを引き、面接当日に再確認しました。
受験する大学はあまり医療・時事問題を問われることがないことを事前に調べていましたので、それよりは学科試験対策に力をいれていました。医療・時事ネタについては、河合塾の小論文の授業や情報誌で触れていたので、そこから得たことを頭で整理した程度でした。
もともと人と話すことが苦ではない方なので、塾で1回面接練習をした以外は練習しませんでした。

当日は、それほど緊張はしませんでした。ただ、面接後の手応えはあまり良いとは言えず、正直、「この大学には縁がなかったのかなぁ」とちょっと落ち込んでいました。(そんな大学に今通っていますが。) 今考えると、圧迫されてもめげずに落ち着いて自分の意見をしっかりと言えたことが良かったのではないかと思います。

面接対策について

新潟大学医学科合格 Aさん

自分と向き合ってゆっくりと志望理由を考えました。
小さい頃から漠然と医者になりたいと思っていたので、きっかけは言えても具体的な動機が言えないことに気付きました。面接試験を前に、『自分がなりたい医者とは』をテーマに、動機、結論と時系列を追って考えました。その際に気をつけたことは、「自分の熱意が伝わるか」という点でした。結果として、自分は本当に医者になりたいという再確認にもなりモチベーションがあがりました。


いかがでしたか?合格者も終わった瞬間は自信満々というわけではありません。共通して言えるのは、ぶっつけ本番ではなく、きちんと準備をして臨んでいるということです。 そして何よりも、「この大学に入りたい!」という熱意を伝えることです。

みなさんも熱い気持ちをぶつけてきてください!健闘をお祈りします。

今後の掲載予定

12/21(木)
第29回 年末年始の過ごし方「医学科合格者の体験談」
1/5(金)
第30回 入試直前特集(1)「合格に近づく直前期の過ごし方」

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