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医学部生のおすすめ勉強法 暗記法 CASE4
スキマ時間と科目別の暗記の工夫

神戸大学 村上さん

暗記物は特にはっきりと得手不得手がわかれる分野だと思います。今回は、私が暗記科目で工夫していたことについてご紹介します。

英語の暗記

私が一番苦労したのは英単語とイディオムの暗記でした。アルファベットを覚えることがとても苦手でしたので、長い通学時間や少し時間ができたときなど、少しの時間を見つけては、ただひたすら単語帳と熟語帳を何周も読み返しました。

それだけでなく、高校や塾の授業中に出てきた単語に付箋を貼ったり、熟語帳には載ってないけれども、授業に出てきたイディオムを熟語帳に書き足したりしました。河合塾では英作文の授業を取っていたので、授業中に解説で出てきた言い回しだけを小さなノートにまとめて、テスト直前に見返すようにしていました。

英語はイディオムや単語を覚えておかないと、長文はもちろんリスニングでも安定して点を取ることはできません。私は雰囲気で文を読むことにかまけて、単語を覚え始めるスタートが遅れてしまい、高校3年生になってからとても痛い目にあいました。英単語やイディオムの暗記は高校1年生から本格的に始めても、早すぎることはありません。

国語の暗記

国語の暗記は、医学部受験生においては一番盲点なのではないかと思います。なぜなら、二次試験で国語がある大学は少ないため、英語や理科、センター試験の社会の暗記対策の方にウエイトを置いてしまうからです。しかし国語の暗記は他の科目ほど量がないので、少し対策をするだけでも目に見えて点数が上がりますので、対策をしておくことをおすすめします。

漢字は、普段から新聞や小説を読むこともよいですが、授業中に扱われる文章を丁寧に読み込んでいくことでも、かなり覚えられると思います。

古典の暗記は英語と同じで、知らないと何も解けません。しかも、センター試験での配点は古文50点、漢文50点もあります。
古文は単語帳を読み、文法の簡単な練習問題集をやり込んで覚えました。漢文句形は模試や授業中に出てきたものだけに付箋を貼り、そこだけは完璧にしました。
漢文も、漢文句形帳を一冊丸ごと完璧にするのが理想ではありますが、なかなか時間が取れない場合は、日々出てきた句形に付箋をつけて、完璧にしていくことをおすすめします。

日本史の暗記

私は日本史を取っていて、得意でした。日本史は教科書(もしくは参考書)とカラー図説の両方を使うのがおすすめです。私は参考書を一冊買い、毎日一章ずつ音読していました。
声に出して読むことでより覚えやすくなり、また、一章ずつ読むことで自然と歴史の流れが頭に入りました。

参考書に出てきた美術品などは、その都度カラー図説で確認し、センター試験の写真問題に備えました。
年号は、センター試験ではよほど有名な物で無い限り細かく覚える必要はないので、時代の流れを歴史小説を読むように覚えて、年代並べ替え問題に備えました。

人名は、藤原氏など大勢出てくるものは難しいとは思いますが、これも時代の流れを掴んで覚えていくとよいと思います。私はたまに、日本史が大好きな文系の友人と日本史の連想ゲームをしていました。古い時代から始めて、関連する建造物や人物を紙に書き出していきます。勉強の息抜きにもなるうえに、覚えたことを再確認することもできるのでおすすめです。

また、センター試験の過去問を解き、解説に出てきたけれど参考書には載っていない出来事を参考書に書き込んで、自作の参考書を作っていました。これも試験直前まで役に立つので、日本史で高得点をめざす方はぜひやってみてください。

数学の暗記

数学の公式は、公式の導き方を何度もやることで頭に入れました。また成り立ちを知ることでさまざまな難問にも対応することができました。ただ文字の羅列を暗記するのでは無く、意味や成り立ちまで考えて覚えるとよいと思います。

化学の暗記

私は物理と化学を取っていました。物理の暗記量はそれほど多くなかったのですが、化学は予想外に多くて、センター試験の勉強を本格的に始めてからとても焦りました。

無機・有機はまとめプリントを作成し、原理を含めて丸暗記しました。原理を含めて丸暗記することで、センター試験が終わってからもしっかりと覚えて二次試験の勉強にも役立たせることができました。

また、カラーの図説を使うこともおすすめです。無機・有機には色を覚える機会があると思います。その際に、実際の色を見た方が頭に入りやすいです。暗記物をまとめて自作プリントを作ることもおすすめですが、化学も図説を見ることをおすすめします。私は、ドライヤーで髪を乾かしている間に図説を見るのがルーティンでした。

数学・物理をはじめ、他の科目も基本的には授業中に頭に詰め込んでいました。遊ぶときや演習問題を解くとき以外は、どんな小さな時間でも見つけて、貪欲に集中して覚えることが重要だと思います。

最後に

いろいろな暗記法を紹介してきましたが、どの科目であっても、さまざまな参考書に手を出すのでは無く、一冊を何周も読み込んで覚え抜くことが大事です。そして、どんな小さな時間でも見つけて、しっかり集中して覚えることが暗記では重要だと思います。

私は独自の暗記帳を作ることで覚えましたが、文章を見て覚えられる人や、書くことで覚える人もいると思います。暗記は授業中や問題演習中からも始まっています。自分に一番合った暗記法を模索していってください。

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