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医学部入試情報2019 医学部入試結果分析2018
私立大学 全体概況

※医学部入試情報2019は、2019年4月入学予定者向けの情報です。
2018/07/02 掲載

2018年度 医学部医学科入試(私立大学)の結果についてお伝えします。

私立大学医学部医学科入試 全体概況

センター方式に志願者が集まる

私立大医学科では、2016・2017年度の2年間は医学部新設の影響で、入学定員が大きく増加しました。2018年度入試は、全私立大が臨時定員を延長したのに加え、埼玉医科大で1名、順天堂大日本医科大でそれぞれ3名、関西医科大で5名増員され、全体で12名の増員となりました<図表5>

<図表5>私立大医学科 入学定員の推移

年度 1年次入学定員
(増減)
募集人員の内訳(増減)
一般入試 特別入試
一般方式 センター方式 推薦入試 AO入試
2018 3,645 (+12) 2,664 (+23) 360 (-16) 400 (-20) 32 (+12) 39 (+3)
2017 3,633 (+156) 2,641 (+100) 376 (+21) 420 (+10) 20 (+5) 36 (+20)
2016 3,477 (+118) 2,541 (+91) 355 (+17) 410 (-10) 15 (+5) 16 (-3)
2015 3,359 (+41) 2,450 (+29) 338 (-1) 420 (+12) 10 (±0) 19 (±0)
2014 3,318 (+7) 2,421 (+11) 339 (+17) 408 (±0) 10 (±0) 19 (-5)
2013 3,311 (+16) 2,410 (-26) 322 (+29) 408 (+1) 10 (±0) 24 (±0)
2012 3,295 (+37) 2,436 (+43) 293 (+7) 407 (+2) 10 (±0) 24 (±0)
2011 3,258 (+22) 2,393 (-37) 286 (+56) 405 (+12) 10 (±0) 24 (±0)
2010 3,236 (+65) 2,430 (-4) 230 (+19) 393 (+50) 10 (±0) 24 (+3)
2009 3,171 (+271) 2,434 (+216) 211 (+38) 343 (+8) 10 (±0) 21 (+10)
2008 2,900 (+20) 2,218 (+30) 173 (-10) 335 (-23) 10 (-10) 11 (+10)
2007 2,880 2,188 183 358 20 1
  • ※河合塾調べ(5月30日現在)
  • ※大学による非公表の募集人員があるため、1年次入学定員の数値は一般入試・特別入試の合計と一致しない

私立大医学科の志願者数は⼀般入試全体で前年比101%と約1千人増加しました。方式別にみると、⼀般方式では前年比99%と前年並み、センター方式が同110%と増加しており、入試方式により対照的な動きが見られます<図表6>。出願校数を増やす傾向が私立大全体で年々強まっています。医学科でも個別試験の対策の負担が軽いセンター方式で出願校数を増やす動きがあるものとみられます。

一方、合格者数をみると、⼀般方式では前年比100%と前年並み、センター方式では同95%と減少しました。⼀般方式の倍率(志願者/合格者)は、前年から大きな変動はありませんが、センター方式は志願者数が増加したため、倍率は19.7倍→22.8倍と上昇しました。

<図表6>私立大医学科 一般入試の入試結果(入試方式別)

  志願者数(A) 合格者数(B) 倍率(A/B)
16年 17年 18年 17/16 18/17 16年 17年 18年 17/16 18/17 16年 17年 18年
一般方式 89,029 90,729 90,258 102% 99% 5,047 5,019 5,008 99% 100% 17.6 18.1 18.0
センター方式 15,262 15,869 17,457 104% 110% 720 805 766 112% 95% 21.2 19.7 22.8
全体 104,291 106,598 107,715 102% 101% 5,767 5,824 5,774 101% 99% 18.1 18.3 18.7
  • ※河合塾調べ(5月30日現在、2018年度入試結果未公表の川崎医科大を除いて集計)

大学別の志願状況

2017年度新設の国際医療福祉大の志願者数は、⼀般方式では減少(前年比91%)、センター方式では増加(同122%)しました。センター方式では、倍率(志願者/合格者)が大幅に上昇しましたが、入試難易度には変化はありませんでした。

志願者が大幅に増加した大学を見ると、新方式の導入など入試変更による影響が大きいと考えられます。金沢医科大は、医学科全体で約1千3百人志願者が増加しましたが、後期入試の新規実施によるもので、既存の前期入試の志願者数は減少しました。また、藤田保健衛生大も同様に、一般方式で約8百人志願者が増加しましたが、後期入試の新規実施によるものです。

そのほか、受験料や学費の値下げにより志願者を集めた大学もあります。日本大は、受験料を6万円から5万円に値下げしたN方式で、志願者は前年比261%と大幅に増加しました。日本医科大は、学費を6年間で570万円値下げしました。志願者は5百人以上増加(前年⽐118%)し、2次ランクも1ランクアップと難化しました。一方、藤田保健衛生大は、センター方式の受験料を4万円から2万5千円に値下げしましたが、同時にセンター国語の範囲拡大、地歴・公民増も行ったことから、センター方式の志願者数は前年比100%と増加には至りませんでした。

愛知医科大(一般方式)では、愛知県地域枠の出願要件に愛知県出身者という条件が加わった影響で、志願者数は半減しました。しかし、成績上位層に変化はなく2017年度入試の入試難易度を維持しています。

私立大医学科合格に必要な学力は

最後に、私立大医学科の難易度をみていきましょう。<図表7>は、各大学合格者の全統模試での平均成績を⼀覧にしたものです。大学による差はあるものの、半数以上の大学で合格者の総合成績平均が偏差値65を超えています。また、各教科バランスよく高い学力が求められることがわかります。今後の学習を進める上での参考にしてください。

<図表7>私立大医学科合格者の全統記述模試における総合成績・各教科の平均偏差値

大学 総合
岩手医科 64 63 63 63
東北医科薬科 65 65 65 65
国際医療福祉 67 68 65 66
自治医科 66 67 66 66
獨協医科 64 63 63 63
埼玉医科 62 62 61 60
北里 64 65 63 63
杏林 65 66 64 63
慶應義塾 73 72 73 72
順天堂 68 70 67 67
昭和 67 68 67 66
帝京 62 63 60 60
東海 63 63 62 62
東京医科 66 67 66 65
東京慈恵会医科 69 69 69 68
東京女子医科 64 65 62 62
大学 総合
東邦 66 67 65 65
日本 64 64 63 62
日本医科 68 68 68 67
聖マリアンナ医科 63 62 61 62
金沢医科 64 63 62 63
愛知医科 65 64 65 65
藤田保健衛生 66 66 66 66
大阪医科 69 68 69 68
関西医科 68 67 67 67
近畿 65 64 66 65
兵庫医科 66 66 65 65
川崎医科 63 62 61 63
久留米 65 64 65 65
産業医科 66 65 65 64
福岡 64 63 63 62
  • ※河合塾「入試結果調査データ」より
  • ※各⼤学合格者の平均偏差値は全統マーク模試(第2回・第3回)、全統センター試験プレテスト、全統記述模試(第2回・第3回)の成績から算出しています。

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