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2015年度医学部入試情報 2014年度医学部入試結果分析
国公立大学 前期

※2015年度入試情報は、2015年4月入学予定者向けの情報です。
2014/07/03 掲載

2014年度医学科入試結果についてお伝えします。

国公立大学 前期日程における地区別概要

前期日程について、地区別に特徴的な動きがあった大学を見ていきましょう。

北海道・東北地区

2013年度入試で二次ランクが1ランクダウンした旭川医科大は、2014年度入試では志願者が前年比112%と増加し、二次ランクは1ランクアップの1ランク(偏差値65.0)となりました。
その逆に、北海道大は志願者が前年比97%と減少し、二次ランクは1ランクダウンの1ランク(偏差値65.0)となりました。

弘前大は、青森県定着枠で募集人員が3名増となり、志願者は前年比105%と増加しました。2008年度入試から志願者の増加が続いており、2014年度入試では一般枠・青森県定着枠で合わせて938人と、2014年度入試の医学科前期日程で最も多い志願者数となりました。

秋田大はここ数年、前年の志願者増減の反動で翌年に逆の動きを見せる「隔年現象」が続いています。2013年度入試で前年比66%と志願者が4割近く減少した反動から、2014年度入試では同112%と増加しました。
同様に、2013年度入試は前年比79%と志願者が減少した山形大は、2014年度入試では同153%と大幅な志願者増となり、ボーダー得点率は3%アップの86%、二次ランクは1ランクアップの1ランク(偏差値65.0)となりました。

関東・甲信越地区

筑波大は、一般枠で2名募集人員を減らした一方、新規で募集人員9名の地域枠を実施しました。2013年度入試は一般枠で募集人員が5名増加した影響から志願者が増加し、2014年度入試も引き続きほぼ2013年度入試並みの志願者が集まりました。

2013年度入試で前期日程としては過去最高数に迫る554人の志願者を集めた東京大は、2014年度入試では前年比92%と減少しました。ただし、二次ランクはM1ランク(偏差値72.5)から変わらず、2014年度入試も最難関でした。

新潟大は前年比117%と志願者が増加し、2年連続の志願者増となりました。二次ランクは1ランクアップの0ランク(偏差値67.5)となりました。

信州大は、センター試験:二次試験の配点比が900:150→450:400と変更され、二次試験での挽回の可能性が高まりました。二次試験で英語が新たに課され科目数が増えましたが、2013年度入試の二次ランクが2ランク(偏差値62.5)と易しかったこともあり、志願者は前年比244%と、受験生の人気を集めました。
また、近隣の岐阜大が新規で2段階選抜を導入したことも、志願者の大幅増の一因でしょう。倍率は6.21→14.64倍と大きく上昇し、二次ランクは1ランクアップの1ランク(偏差値65.0)となりました。

東海・北陸地区

岐阜大は2014年度入試より新規に2段階選抜を導入したことから、志願者は前年比44%と大幅に減少しました。

また、2013年度入試は前年比150%と大幅な志願者増であった三重大は、2014年度入試では同83%と減少しました。

そのほかではすべての大学で志願者が増加しており、その多くは隔年現象によるものです。なかでも福井大は、2013年度入試で志願者が前年比36%と激減した反動から、2014年度入試は同209%と倍増しました。二次ランクは1ランクアップの1ランク(偏差値65.0)となりました。

浜松医科大、名古屋大、名古屋市立大についても2013年度入試の志願者減から2014年度入試は増加に転じ、二次ランクは浜松医科大が1ランクアップの1ランク(偏差値65.0)、名古屋市立大は1ランクアップの0ランク(偏差値67.5)となりました。

一方で、金沢大は2013年度入試に引き続き志願者が増加しましたが、その多くはボーダーライン以下の成績であったため、二次ランクは1ランクダウンの1ランク(偏差値65.0)となりました。

近畿地区

滋賀医科大は、2013年度入試の志願者増の反動から約4割の志願者減となりました。二次ランクは1ランクダウンの1ランク(偏差値65.0)となりました。

奈良県立医科大は2013年度入試並みの志願者数でしたが、合否の分かれ目となる二次ランクは1ランクダウンの1ランク(偏差値65.0)となりました。

大阪大は、2014年度入試から第1段階選抜の実施方法にセンター試験の得点条件(900点満点中630点以上)を加えましたが、設定点数は得点率70%と医学科志望者にとっては高くありませんので、志願者は前年比109%と増加しました。

一方で、大阪市立大は従来までの5倍の倍率による実施からセンター試験の得点条件(900点満点中650点以上)に変更し、出願しやすくなると予想されましたが、志願者は前年比80%と減少しました。

中国・四国地区

鳥取大は、募集人員が一般枠で3名増、地域枠で2名増となり、志願者は前年比122%と増加しました。

岡山大は後期日程を廃止し、前期日程の地域枠を推薦入試に移行しました。前期日程全体としては3名増となりましたが、志願者数は2013年度入試から変わりませんでした。

徳島大は2013年度入試で前年比159%と大幅な志願者増となり、二次ランクは2ランクアップの0ランク(偏差値67.5)となった反動から、2014年度入試は同47%と志願者が半減し、二次ランクは1ランクダウンの1ランク(偏差値65.0)となりました。

高知大は、前年比95%と2年連続で志願者が減少しました。倍率(志願/合格)は2012年度入試の7.13倍から5.09倍まで下がり、二次ランクは一般・地域枠ともに1ランクダウンの1ランク(偏差値65.0)となりました。

九州地区

九州大は、後期日程の廃止により、前期日程の募集人員が15名増の111名となりました。しかし、志願者は前年比95%と減少し、倍率(志願/合格)は4.00→3.35倍と競争率が緩和しました。二次ランクも1ランクダウンの0ランク(偏差値67.5)となりました。

佐賀大は、2014年度入試からセンター試験の地歴・公民で「倫理,政治・経済」の選択が可能になり、出願しやすくなりました。2013年度入試で二次試験が総合問題から学科試験に変更となり、理科の必要科目数が3→2科目となった影響から志願者が増加しましたが、2014年度入試も引き続き前年比119%とさらに志願者が増加し、二次ランクは1ランクアップの1ランク(偏差値65.0)となりました。

ここ数年、長崎大と大分大は隔年現象が続いています。2013年度入試の大幅な志願者減の反動から、2014年度入試は長崎大で前年比149%、大分大で同178%と両大学で志願者は大幅に増加しました。二次ランクも両大学で1ランクアップとなり、長崎大は0ランク(偏差値67.5)、大分大は1ランク(偏差値65.0)となりました。

熊本大は、志願者が前年比66%と大きく減少し、2年連続で志願者が減少しました。2013年度入試からセンター試験の理科で生物が必須となったことに加え、2014年度入試では第1段階選抜の実施予定倍率が10→5倍に変更、二次試験では面接も追加となったことから、志願者に敬遠されました。

2014年度 国公立大学医学部医学科 入試結果一覧(前期日程)

大学名 募集人員 志願者数 倍率
(志願/合格)
ボーダー得点率 二次偏差値
13年 14年 増減 13年 14年 前年比 13年 14年 13年 14年 変化 13年 14年 変化
旭川
医科
40 40
403 450 112% 9.37 10.98 82 86 +4 62.5 65.0 +2.5
札幌
医科
(一般枠)
40 20 -20 182 85 94% 5.66 6.26 82 83 +1 65.0 65.0
札幌
医科
(北海道医療枠)
35 55 +20 322 391 83 84 +1 65.0 65.0
北海道 97 97
346 337 97% 3.39 3.34 86 86
67.5 65.0 -2.5
弘前
(一般枠)
50 50
894 938 105% 13.34 13.40 83 83
67.5 67.5
弘前
(青森県定着枠)
17 20 +3 82 82
65.0 65.0
東北 120 120
419 419 100% 3.46 3.38 85 86 +1 67.5 67.5
秋田 55 55
305 341 112% 5.55 6.20 84 86 +2 65.0 65.0
山形 95 90 -5 357 545 153% 3.76 6.06 83 86 +3 62.5 65.0 +2.5
福島
県立
医科
(一般枠)
47 47
308 346 116% 5.89 6.81 83 83
65.0 65.0
福島
県立
医科
(地域枠)
20 20
128 158 82 83 +1 65.0 65.0
筑波 65 63 -2 368 319 98% 5.58 4.81 85 87 +2 67.5 67.5
筑波
(地域枠)
9 +9 42 86
67.5
群馬
(一般枠)
64 64
256 284 111% 3.37 3.69 83 84 +1 65.0 65.0
群馬
(地域医療枠)
9 9
83 86 +3 65.0 65.0
千葉 97 97
287 327 114% 2.79 3.17 87 88 +1 70.0 70.0
東京 100 100
554 509 92% 5.54 5.09 91 91
72.5 72.5
東京
医科
歯科
82 82
415 388 93% 4.72 4.31 89 90 +1 70.0 70.0
横浜
市立
(一般枠)
60 60
419 377 90% 4.36 4.05 86 88 +2 67.5 67.5
横浜
市立
(地域医療枠)
25 25
86 88 +2 67.5 67.5
横浜
市立
(神奈川県
指定診療科枠)
5 5
86 88 +2 67.5 67.5
新潟 85 85
345 403 117% 3.88 4.63 87 89 +2 65.0 67.5 +2.5
新潟
(地域枠)
2 -2 87
65.0
信州 55 55
348 849 244% 6.21 14.64 86 86
62.5 65.0 +2.5
富山 60 60
289 356 123% 4.82 5.84 84 84
67.5 67.5
金沢 85 85
345 422 122% 4.01 4.96 84 85 +1 67.5 65.0 -2.5
福井 55 55
151 316 209% 2.75 5.64 83 85 +2 62.5 65.0 +2.5
岐阜 32 32
949 415 44% 28.76 12.58 84 88 +4 67.5 67.5
浜松
医科
75 75
401 449 112% 5.35 5.99 83 85 +2 62.5 65.0 +2.5
名古屋 90 90
219 245 112% 2.31 2.61 87 89 +2 67.5 67.5
名古屋
市立
70 70
460 484 105% 6.39 6.82 85 87 +2 65.0 67.5 +2.5
三重
(一般枠)
70 70
498 414 83% 6.64 5.38 86 88 +2 67.5 67.5
三重
(三重県地域医療枠)
5 5
84 86 +2 65.0 65.0
滋賀
医科
75 75
588 357 61% 7.84 4.76 83 84 +1 67.5 65.0 -2.5
京都 107 107
338 326 96% 3.02 2.91 89 90 +1 70.0 70.0
京都
府立
医科
100 100
397 414 104% 3.93 4.10 86 87 +1 67.5 67.5
大阪 85 85
232 253 109% 2.73 2.98 89 90 +1 70.0 70.0
大阪
市立
(一般枠)
80 80
418 335 80% 4.49 3.64 89 90 +1 67.5 67.5
大阪
市立
(地域医療枠)
10 10
89 90 +1 67.5 67.5
大阪
市立
(大阪府指定医療枠)
2 2
89 90 +1 67.5 67.5
神戸 75 77 +2 276 283 103% 3.68 3.68 86 89 +3 67.5 67.5
奈良
県立
医科
22 22
266 263 99% 11.57 11.95 87 89 +2 67.5 65.0 -2.5
和歌山
県立
医科
(一般枠)
64 64
198 198 96% 3.31 3.38 83 86 +3 65.0 65.0
和歌山
県立
医科
(県民医療枠)
15 15
83 72 83 85 +2 65.0 65.0
鳥取
(一般枠)
40 43 +3 344 553 122% 7.55 8.51 84 85 +1 65.0 65.0
鳥取
(地域枠)
20 22 +2 109 84 85 +1 65.0 65.0
島根
(一般枠)
55 55
582 398 68% 9.09 6.42 83 84 +1 65.0 65.0
島根
(県内定着枠)
7 7
82 82
65.0 65.0
岡山 88 103 +15 299 316 100% 3.16 3.07 87 88 +1 67.5 67.5
岡山
(地域枠)
12 -12 17 87
67.5
広島 75 75
545 732 134% 7.27 9.38 85 86 +1 67.5 67.5
山口 52 52
343 409 119% 6.60 7.87 84 86 +2 67.5 67.5
徳島 72 72
550 260 47% 7.53 3.56 88 88
67.5 65.0 -2.5
香川
(一般枠)
50 50
304 284 93% 5.07 4.73 85 87 +2 65.0 65.0
香川
(地域医療推進枠)
9 9
85 87 +2 65.0 65.0
愛媛 40 40
340 277 81% 8.50 6.93 83 83
65.0 65.0
高知
(一般枠)
55 55
242 225 95% 5.14 5.09 83 84 +1 67.5 65.0 -2.5
高知
(地域枠)
10 10
123 121 83 84 +1 67.5 65.0 -2.5
九州 96 111 +15 392 372 95% 4.00 3.35 88 87 -1 70.0 67.5 -2.5
佐賀 51 50 -1 259 307 119% 4.98 6.14 83 85 +2 62.5 65.0 +2.5
長崎 76 76
267 398 149% 3.34 4.85 84 86 +2 65.0 67.5 +2.5
熊本 80 80
644 428 66% 7.95 5.28 86 85 -1 67.5 67.5
大分 65 65
188 335 178% 2.81 5.08 82 84 +2 62.5 65.0 +2.5
宮崎 50 50
428 394 92% 7.13 6.16 83 85 +2 65.0 65.0
鹿児島 67 67
566 583 103% 8.45 8.70 85 85
65.0 65.0
琉球 75 70 -5 370 417 113% 4.87 5.96 83 86 +3 65.0 65.0
前期
日程計
3,587 3,609 +22 19,676 19,919 101% 5.32 5.38 84.9 86.2 +1.3
  • ※一般枠と地域枠については合計数で前年比、倍率を表示しています。

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